麻薬戦争で治安の悪いメキシコでは、
誘拐事件も真っ盛り。
今や同国最大の成長産業は、誘拐ビジネスなのだという。
狙われるのは金持ちだけではなく、
最近では小金持ち、外国人観光客もターゲット。
そうした中、まるでパソコンのウイルス対策ソフトのように、
対抗策として生まれたのが、
メキシコの警備会社であるゼガ社の考案したという
人体埋め込み式のICチップなのだという。
米粒ほどの小さなICチップを、
注射器を使って腕の皮下に注射するそうだ。
そして、このICチップには送信機が付いており、
誘拐されても拉致者の居どころがわかるという理屈。
総額6,200ドルが基本料金らしい。
しかしながら、
こうした手口も誘拐犯側にばれており、
対策として非誘拐者の腕を斬り落とす手法が蔓延しているのだという。
★「日本人が知らない怖いビジネス」
門倉貴史著 角川書店 724円+税 2012.1.10初版
PS:人類削減計画の一環だろうと目されている人体埋め込み型のICチップ。
それがなんと、シープルではなくって資産家から自ら取り入れているという、
予想もされない展開となっている。
ところでゼガ社、その内に特許権絡みで米国から散々な目に会うのではないか?
それともこのゼガ社に、米国が関与していたりするのだろうか?