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兵庫県教委、いじめマニュアル改定へ
赤穂市内の男児が中学生に暴行される動画が、インターネット上に投稿された問題などを受け、兵庫県教育委員会は、県内全公立学校教職員に配布している「いじめ早期発見・対応マニュアル」の改定を決めた。ネット上のいじめ対策や、子どもにいじめを傍観させないための指導方法を新たに盛り込み、9月にも全教職員に配る。
現行のマニュアルは2007年に作成。被害児童・生徒の特徴として、「悪口を言われても言い返さず、愛想笑いをする」「視線を合わせようとしない」「けがの状況と本人が言う理由が一致しない」などを例示している。
教職員に対しては、お互いに相談しやすい職場環境をつくるなど、いじめ防止の体制づくりを求めている。
マニュアルの改定は、大津市の中学2年の男子生徒が自殺した問題や、赤穂市の投稿動画などのようにネットを利用したいじめが目立つことを受けた。
兵庫県教委は、ネット上のいじめに気付くポイントや、いじめを教師に報告する大切さを教えるなど、子どもたちが傍観者にならない指導方法を加えることにした。教職員にもより一層、いじめ防止の責任感をもつよう求めるという。県教委義務教育課は「改定を契機に教師の指導力を高めたい」としている。
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