ニュータイプ こうちゃんさんのブログ

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山あり谷あり

 3月の株高から坂を転げ落ちるように株式市場は低迷を続けて6月末のギリシャ対策と選挙が一応の決着を見ても円高・ユーロ安のまま。

 そんなに日本の貨幣通貨が信用力あるのだろうか。とても疑問だ。円が強くても法定金利水準は現在0.1%ほど。日銀の政策としてほぼゼロ金利状態が長く続いている。

 そんな状態なのに、過去の高金利の国債の償還で苦しんでいるのが日本の財政なのでしょう。税収の50%弱は国債などの借金返済で消える。

 これらは全て自民党時代の誤った経済政策によるもの。原発の推進も自民党時代の産物なのは国民の誰もが知っているはず。

 自民に代わり政権を担っている民主党はすでに分裂状態。消費税も8%だろうが10%だろうが所詮は通過点だろう。いずれ消費税は欧州並みの水準15~25%になるのだから。

 ここ数年を見てると実感しますが、デフレって経済が縮小していくんですよね。バブルが弾けて20余年、日本は随分と変わりました。

日経平均もそうだけど、金利低下 → 物価下落 → 企業の業績悪化 → 給与水準下げ → 

更なる金利低下・・・以下略 もちろん不動産価格も連動して下がるし、株価も下げるのは当たり前。

 自分は物価も上がっていい、税金も公共料金も上がって構わないと思っています。要するに日本企業が力をつけて世界に誇れる技術を見せつけて欲しい。日本企業が元気になればそこで働く従業員や関連企業は潤うし、給与も上がればなおいいですね。しかし現実は違います。家電量販店に行っても日本メーカーは元気ないですよね。対する韓国の家電メーカーなどは絶好調ですし、アイドルグループも輸出の時代。国家的な戦略を感じています。国策で通貨であるウォン安を誘導しているし、したたかな国だと思いますね。国民の意識も高く、北朝鮮よりはるかに良い経済発展を遂げたと思っています。

 眠れる獅子、中国はいよいよ隆盛の時代到来ですね。自分は中国には悪感情はありません。日本は領土問題で中国と揉めていますが、中国と領土関連で揉めているのはフィリピンもベトナムもインドも同様です。中国は拡大路線なのでしょう。経済も軍事もすでにアジアの覇者になりつつあります。

 中国は今後 開放的社会主義の限界を感じてもなお、漢民族による一党独裁の制度を続けていくのでしょうか、非常に興味がありますね。人口12億の眠れる虎。世界のレアメタルのほぼ大半を産出していますが、公害の問題や急速な近代化で土壌汚染もあるでしょう。何より都市部と地方の格差の問題もあります。人口増加に対する長年の一人っ子政策の影響も今後あるでしょう。中国は今後類を見ない超高齢化社会が急速に到来します。中国も経済を発展させながら内需も拡大させていくのは大変でしょう

 現状では世界経済の減速というより、中国の経済成長は緩やかにプラス成長さえしてくれればアジア地域には有益に作用するのではないかと思っています。

 経済成長の高い中国とは裏腹にバブルの負の遺産を引きずる日本には財政再建か、景気対策か、どちらが優先なのでしょうか。

 答えは両方同時に行うことでしょうね。法人税などの企業優遇税制は低率で、消費税など国民に広く公平な税をもっと拡大して個人負担を引き上げるしか方法はないでしょう。

 この結果、日本の将来はどうなるのでしょうか。今よりいい世の中にはなかなかなりそうもありませんよね。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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