本日の夜間立会見通し

[日本ユニコムコールセンターsupportコース取引さん]

金【19時からユーロ圏財務相の臨時電話会議に注目】
20日の東京金相場は小幅反発。19日のNY金相場が米経済指標の悪化を受けて、金融緩和に対する当局の圧力が強まるとの観測（17日の議会証言で、バーナンキFRB議長は追加緩和の選択肢を当局が検討していると述べた）や中東の地政学的緊張の高まりを背景に原油主導で商品相場全般が上昇した事を受け金相場も上昇した。これを受けて東京市場は手じまい買いが先行して始まったものの、その後は金独自の材料や目新しいイベントも見当たらず、4,010円を挟んでのこう着状態となった。

昨日は金に対しての買い材料が豊富にあったにも関わらず上昇幅は限定的だったのは、やはり欧州に対する不安や中国の景気減速が相場の重しとなっている様に思える。昨日もスペイン国債10年物利回りが一時7％台に上昇し、自力での資金調達を続けられないとされる「危険水準」に10日ぶりに入った。

本日は目立った経済指標の発表も無く、強いて言えば（19：00）ユーロ圏財務相会議（電話会議）位しか見当たらず、日中取引同様にこう着状態か？


夜間取引レンジ　　　3,976円～4,035円

池末