(07/12 08:29、07/12 11:35 更新)
家電量販最大手のヤマダ電機がベスト電器の第三者割当増資を引き受け、買収する方針を固めたことが12日、分かった。株式の取得額は100億円程度とみられる。ヤマダは買収によって2兆円を超す売り上げ規模となる。家電量販業界で再編の動きが加速する中、ベストを取り込んで九州地区での事業を強化し、業界トップの座を固める。
ヤマダはベスト株の7・4%を保有する第2位の株主。第三者割当増資を引き受け、出資比率を過半にする。ベストはヤマダの子会社となった後も上場を維持するとみられ、「ベスト電器」の店名も変わらない見込み。