堅実さんのブログ

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大室公園 24年7月11日(水)22時42分

 何時もの様に、夕方になり、大室公園に向かった。日は沈みかけている。夕方だった。五料池の淵にたたずむと、不思議に気持ちが落ち着く。動かない湖面は緑に覆われ、少し水の栄養が多すぎるかなと思った。

 

 相変わらず、歩道には、歩いている人や、ジョギングしている人が、ほんの数人であるが、あちこちに見える。この人達は、一体なにを思いながら歩いたり、走ったりしているのかと思う。まあ、健康管理なんだろう。

 

 芝生の上に行った。芝生のクッションが靴の裏から伝わる。足にかかるショックが少ない。5分くらい歩くと、節水で枯れた水の広場の向こう側で、ひょうたんの形の「ふわふわ」で、幼児が8人くらい、はしゃいでいる。ひっくり返ったり、滑ったりが、面白くて、飽きないらしい。少しといっても、10メートル以上離れたところで、この母親とみられる数人の女があちこちに固まって何か話しているらしいが、遠くなので聞こえない。聞こえるのは、幼児の歓声である。

 

更に歩いていくと、一人の男が雑種の犬を引き連れてこちらに歩いてくる。さっきの池の畔で見た犬だ。おどおどした犬で、辺りを怖がる表情が見てとれた。

 

相変わらず、歩くと背骨の腰の辺りが痛む。少しずつ回復しているが、どこまでかが、気がかりである。しかし、こんなわずかな運動でも、気分が少しは高揚する。ああ、生きていると思う。今日は昨日よりは、少し距離を、延ばしてほんのわずか、別の方向に行ってみる。芝生は平坦では無く、斜めになっている。松林の向こうから、今度は別の犬が、鎖から離されてこちらに来た。御主人の後ろから走って追いついた。どこかで、少し離れて、道草をしていたのが、すぐにわかる。

 

駐車場の近くまで来た。後ろの方から、40歳くらいの女が、明彦君を追い抜いて歩道を横切っていく。帰るのだろう。がらがらの駐車場から、その女とは別の、一台の車が出ていった。明彦君も車に乗り込む。さあ、帰ろうか。

 

(明彦。おめーよー。こんなつまんねえ、文をよくもまあ書くなー。 もっと、気の利いたものが、書けねえんかヨー。)

 

  

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