夜間立会見通し

[日本ユニコムコールセンターsupportコース取引さん]

金【4000円割れを伺うか？】
日中取引時間は、海外安を受けた手じまい売りが先行、前日比38円安の4019円で寄り付く。その後、NY時間外がドル高・ユーロ安の動きが落ち着き下げ止まったため買戻しが入り値を戻すも、結局前日比32円安の402円で終了。

10日のNY市場は、欧州債務危機に対し再び先行き懸念が広がり、ドル高・ユーロ安となった為替相場によりドル建ての金は割高となり売られた。欧州連合(EU)は、10日開催した財務相理事会で、スペイン銀行救済策の概要を示すなど危機対策で一定の前進を見せているものの、ドイツで欧州金融安全網である欧州安定機構(ESM)の批准が遅れており、そのため金融市場の懸念は払拭されていない。引き続き米国の追加金融緩和観測が相場を下支えするものの、ユーロ圏財務相会合への失望感などから上値は重たい展開が続きそうである。

本日夜間取引時間は、地合いの悪化により弱材料に反応しやすく売られ易い展開か。円高進行などと手がかりに、4000円割れを伺う可能性が高いと思われる。

夜間取引レンジ　　　3,984円～4,070円

中川