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消費増税、参院審議入り 民主分裂騒動で半月遅れ
消費税増税を柱とする社会保障と税の一体改革関連法案は11日午前、参院本会議で審議入りした。衆院での関連法案採決で大量の造反議員を出した民主党内の混乱は収まらず、早期の衆院解散を目指し8月上旬の成立を探る自民、公明両党との3党合意も揺らぎが隠せない。民主党を除名された小沢一郎元代表らの抵抗は必至で内閣不信任決議案、参院での首相問責決議案の提出も取り沙汰される。関連法案の今国会成立に政治生命を懸ける野田佳彦首相は正念場を迎える。
一体改革関連8法案は6月26日に衆院を通過し参院に送付されたものの、民主党の分裂騒動で国会が空転。半月遅れの参院審議入りとなった。11日は社会保障関連の6法案を審議。13日には本会議で消費税増税関連2法案を扱う。特別委員会での審議は18日から始める方向だ。
本会議質疑で自民党の石井準一氏は、民主党の衆院での造反者に対する処分が甘く、参院採決での同調を許しかねないと批判。首相に対し、参院では造反者を出さないとの確約を要求する。
これに先立ち民主党の西村正美氏は、「消費税増税先行」との疑念を解消するため、3党合意に基づく「社会保障制度改革国民会議」の設置時期や議論のテーマなどを具体的に示すよう求める。
公明党の木庭健太郎氏も質問に立つ。午後は新会派「国民の生活が第一」とみんなの党、共産、社民両党が質問。
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