本日の夜間立会見通し

[日本ユニコムコールセンターsupportコース取引さん]

金【膠着した取引が続きそう？】

日中取引時間は、NY市場の上昇を受け手じまい買い先行、前日比9円高の4070円で寄り付く。その後はNY時間外の値動きが鈍く伸び悩み、結局前日比4円安の4057円で終了。

9日のNY市場は、先週末の大幅下落に対する買戻しと、安値拾いの買いで上昇前日比10.2ドル高の1589.1ドルで終了。材料出尽くし感の強い中、低調な取引であったが、中国の6月の物価統計が予想を下回ったため、金融当局による利下げ余地が生じたとの見方から、金は買われた。また、同国の金の需要拡大の兆しも買い材料となった。しかし、先週末発表された米雇用統計が、追加金融緩和を期待するほどのものではなかったため、買い意欲は弱い。

今後の経済指標の内容次第で再度、追加金融緩和観測が広がる可能性もあるが、余程でなければ期待できないと思える。そのため、盛り上がりに欠けた取引が暫く続きそうである。本日夜間取引時間は、膠着した取引が続きそうであり、低調な値動きになりそうである。

夜間取引レンジ　　　4,030円～4,092円

中川