先週金曜日の米国株は大幅続落した(DJIA -124.20 @12,772.47, NASDAQ -38.79 @2,937.33)。6月の雇用統計で非農業部門の雇用者数が8万人増となり3か月連続で10万人を割り込んだため失望売りが殺到した。これを受けて本日の日本株全般は、前場寄り付き前に発表された機械統計が前月比14.8%と悪かったことも重なり、続落する銘柄が多かった。さらに、アジア市場が安かったことも災いした。東証1部では、上昇銘柄数が535に対して、下落銘柄数は1,016となった。騰落レシオは136.96%へ上昇した。東証1部の売買代金は8,049億円と低迷している。
TOPIXも日経平均も窓を空けて下落して始まり、短陰線で終えた。上向きの10日移動平均線を僅かに割り込み、時の利は売りとなった。6月4日安値と6月27日安値を結んだ上昇トレンドラインを辛うじて維持しているが、明日も続落するようだと、この上昇トレンドラインの下抜けとなり、調整局面が濃厚となる。
TOPIX -8 @763
日経平均 -124円 @8,896円