トヨタ自動車が米国でリコールを決めたレクサスの同型車
【ニューヨーク共同】トヨタ自動車は29日、車のフロアマットにアクセルペダルが引っ掛かる恐れがあるとして2009~10年に米国で実施した大規模リコール(無料の回収・修理)で、新たに約15万台を対象に追加すると発表した。米国でのリコール総数は約711万台となる。
トヨタはリコール問題で米消費者からの信頼度が低下。10年の米販売台数は前年比で減少した上、11年は東日本大震災の影響で厳しい販売を強いられた。今回のリコール台数拡大で品質問題が再燃すれば、本格回復の途上にある12年の販売に影響が出る恐れがある。