俺たちに明日はない,……

kfjさん
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ある旧友が,同年配の元同僚をガンで亡くし(享年57歳),ひどくショックを受けている。

それはそうだろう,と思う。身近な,しかも同年配や若い方の死というのは,心の一部を引きちぎられるような気持ちになる。私も幾度となく,多分人並み以上にそうした思いを体験してきた。

明日のことは誰にも分からない。そうした無常観は私の思考様式の基底を成している。換言するなら,だから今を生きるしかない,ということである。

山のあなたの空遠く幸い住むと人の言う,という「人」は余りにおめでた過ぎる。年がら年中,盆と正月が一緒にやって来た気分で過ごす「人」たちだろう。また,「定年退職して時間ができたら……」式の「たら・れば」は根拠無き幻影に過ぎない。

俺たちに明日はない,かもしれない。
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