UBIC株主総会

Mr. BJさん
Mr. BJさん

UBIC 掲示板より 記録しておきたいので転載させていただきます。

koba36さんが書いてくれたものです。

今後に何か役立つかもしれないので、記録しておきたかったのです。

勝手に転載することを申し訳ありませんが、何らかの理由で消去されてしまうと悲しいので、、、、

 

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本日のUBIC株主総会に出席し、その様子について掲示板でお伝えするとお約束しましたので、本日行われました株主総会についてお話しいたします。
ただ、この掲示板は株主以外の方々も多数おりますので、その点を考慮してお伝えします。また、長文になること思いますが細かな改行はしませんので読みづらいかも知れません。

【会場】
東京は朝から激しい雨で気温も低く会場までの道のりは大変でした。ちなみに去年は曇りでした。会場は東京湾やレインボーブリッジ、お台場などが一望でき、なかなかのロケーション。きっと会場費は高いかも。
会場入りした時の感想は、去年よりきれい、明るい、広い(100席くらいありました)と思いました。

【総会出席者】
出席者は50名弱だったと思います。40名くらいまでは何となく数えていたのですが総会が始まってからも入室される方もいて途中で分からなくなりました。去年は25名前後だったと思うので2倍近く増えましたね。UBICへの関心の高まりでしょう。
年齢層は去年より高くなった気がします。女性は5名ほどでしたかね。

【総会内容】
10時の定刻に守本社長が議長となり総会が始まりました。質疑応答から決議まで1時間20分の総会。11時20分解散でした。
 議長から、招集通知に記載されている事項について説明がありました。特に、5頁以降の「対処すべき課題」部分では、パワーポイント(違うかも?)を使い、WEB説明会のように細かい説明がありました。(印象に残ったことは後日お話しします。)
 質疑応答では6名の方々が質問され、質疑応答も含め、終始穏やかな総会でした。もっとも、この1年間の成長は文句ないところですから穏やかなのも当然かと思います。

それではここからは、総会で守本社長が話されたことなどを何度かに分けてお話します。
第1回目は『株主様への還元』(このタイトルは私が付けたものです。)についてお伝えします。
質疑応答では6名の方々が2問くらいずつ質問し、そのなかで株価に関する質問が多くありました。中でも「UBICの業績からして株価は上場来高値をもっともっと更新してもおかしくないはずが逆行してることについてどうお考えか。」という質問に対し、守本社長が話された内容です。

『株主様への還元』
いろいろな場面で話していますが、現在のeディスカバリーの市場規模は5000億円で今後の成長理率は年15%~20%と言われている。そのなかで、これはUBICの試算だがアジア企業にあいて全体の30%、日本企業は15%で、全体で言えば前期の売上51億円というのはほんの一部。現在、アジアにおいてUBICの技術力、設備、人の能力からすればこのマーケットは大きく取れると信じている。株主様への還元に関しては株価も含め、当社の業績を向上し今の業績よりはるかに高いところを目指し達成することが株主様に対する還元と信じて全社をあげて全力で取り組んでいるところです。

と、いう内容でした。

先日、バフェット氏の話をしましたが、やはりUBIC株は長期保有が一番だと感じました。守本社長の目指すところはとんでもなく高いところなのでしょうね。
次回は『2つの画期的な出来事』についてお伝えします。

今日の最後に、UBICスタッフ方々大変お疲れ様でした。大きな行事が一つ終わりホッとしていることでしょう。来年もよろしくお願いします。(たぶん出席すると思います。)

 

 UBICの株主の皆さんは「第9回定時株主総会招集ご通知」を持っていると思います。その中の5頁中段の(4)対処すべき課題 をもう一度読んでみてください。
UBICがこれから3年先、5年先、10年先に大きく成長しているかのカギは「対処すべき課題」に記載されている事項が確実に達成されるかにかかっているのだと思います。
今回の株主総会で、守本社長は「対処すべき課題」の部分はスライドを使いWEB説明会のように説明してくれました。また、質疑に対する回答では、何度も「米国でのブランド力の向上」を口にしていました。この「米国でのブランド力の向上」のために「対処すべき課題」に記載されている事項を達成させる。達成したときのUBICの米国でのブランド力は大きなものになっているのでしょう。

では、本日は、この(4)対処すべき課題 の説明中に守本社長が話された『2つの画期的な出来事』についてお伝えします。

☆画期的出来事1 米国弁護士からの直接の受注
 UBICのようなeディスカバリー企業の選定に大きな権限を持っているのは米国の弁護士です。しかし、米国の弁護士に売り込むだけでは以前からの関係の強い大手強豪企業には勝てない。そこで、UBICは、アジアに拠点がある利点、技術力を生かし、米国弁護士とお互いに利益になる関係を構築し共同セミナーを行い、日本、韓国、台湾において共同マーケティングを始めた。その結果、大型案件を受注することができた。この受注は米国弁護士からの直接の受注で、当社グループにおいては画期的な事です。

☆画期的出来事2 ガートナー社の格付け取得
カートナー社はIT企業の格付けを行う企業で、UBICはeディスカバリー部門においてヴィジョナリーとして選出された。これは画期的なことであり、この部門において格付けされたのはアジア企業初。また、日本人が開発したソフトウエアがこの位置に格付けされたのも画期的なこと。これにより当社はeディスカバリー分野において世界の革新的企業と肩を並べるまでになった。

以上のことを画期的な出来事と話していました。ただ、今回のガートナー社格付けが最高位でなかったことについて、守本社長は今後の「Lit i View」のさらなる開発への意気込みを語っていました。
内容は次のとおりです。
今回の格付けがリーダーという位置になれなかったのは米国での知名度の低さが影響している。そこで、今後ガートナーの最高位格付けを取得するため「Lit i View」ソフトをアジア言語対応分野のみならず、訴訟支援業界のグローバルスタンダードソフトウェアを目指す。今後、顧客の意見を取り込み迅速に機能盛り込む。そのために開発人員を増強し、柔軟に迅速に製品を開発できる体制を構築してゆく。

今年の4月に人工知能搭載の「Lit i View」になりましたが、米国でのブランド力確立のため、さらに進化させて行くようです。

以前、WEB説明会でしたか、守本社長が最近の米国ベンダー企業について、「米国ではIT企業がわが社のようなベンダー企業の買収を盛んに行っている。」と話していました。
eディスカバリー事業は10年ほど前から始まったものと聞いたことがあります。最近までの10年間は訴訟があると案件ごとに弁護士がUBICのようなベンダーの選定を行っていましたが、ここに来て変化があるようです。
それは、UBICのようなベンダー企業が、企業に直接採用され、企業の専属ベンダーになる。これは、一度、採用されると長期に渡って継続する可能性があり、反面、他のベンダーを採用している企業からUBICに変えてもらうには非常に時間がかかる。
そこで、最初に専属ベンダーが獲得できるか否かが大きな問題となる。

このとについて守本社長が次のことを話されました。
専属ベンダーについての選定基準は、やはり米国弁護士の推薦、またはガートナーの格付けであり、これは今までと変わっていない。そのため、米国でのブランド力強化は必要不可欠、且つ急務であります。このたびの課題(5頁の対処すべき課題)をすべて早急に実行してゆかなければなりません。そのために来年度は(今年度ということだと思います。)、短期的な利益よりも中期的な拡大成長のための施策を優先し、さらなる投資を積極的に行ってまいります。

今回の総会で印象に残った部分と私たちのように長期ホルダーは知りたいであろうことをお伝えしました。
本来、最初に伝えるべきでしたが、今回の総会の7つの決議事項はすべて承認されました。
とりあえず、以上をもって、株主総会の様子は終わりにします。

【ここからは私の感想です。】
今回の総会で守本社長が何度となく「米国でのブランド力の向上」と言っていました。UBICの今後の成長は米国でどれだけ知名度を上げられるかに尽きるのだと思います。ガートナーの格付け話は1年前くらいからあったと思いますが、今回、その目標を達成しました。専属ベンダーになるための「Lit i View」のクラウド化を進め、今後、さらなる進化をさせようとしています。
以前、別の場所で守本社長は、「eディスカバリーの事業は日本人に向いている。真面目で、勤勉で、正確で、時間も守る、まさに日本人向きな仕事です。」と話していました。私もそのように感じます。
守本社長が総会で話していた「当社の業績を向上し今の業績よりはるかに高いところを目指し達成することが株主に対する還元」が3年後、5年後に本当にそうなったときの株価は。
「アジアで勝つためにアメリカで勝つ」をスローガンに拡大のための施策をとっていますが、守本社長の内に秘めたところは「世界で勝つためにアメリカで勝つ」のような気がします。
私が勝手にそう思っているだけですけど、なんだかそんな気がします。

 

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koba36さんの投稿でした。

株主総会についての詳細な投稿は、ありがたく思います。

 

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