ゴルフ場運営大手のアコーディア・ゴルフ(東京都渋谷区)と子会社数社が東京国税局の税務調査を受け、2011年3月までの3年間に計約2億7千万円の申告漏れを指摘されていたことが23日、分かった。
国税局は、このうち約800万円は5月に辞任した竹生道巨前社長(62)と前専務が私的流用したと認定、会社の支出を装った所得隠しに当たると指摘したもようだ。追徴税額は重加算税を合わせて約4千万円で、既に修正申告したとみられる。
同社の広報担当者は「調査を受けたのは事実だが、前社長らの不正流用と関連する指摘は受けていない」としている。