東京電力の法人向け電気料金の値上げ方法について、
独占禁止法の違反につながる恐れがあるとのことです。
(ロイターより )
http://jp.reuters.com/article/businessNews/idJPTYE85L05T20120622
一部で参入が認められるにせよ、
電力は公共性からほとんど独占状態。
通常は問題がないにせよ、何かのきっかけが起きれば
この問題が顔を出すことに
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『電力は家庭用もふくめ、完全自由競争にせよ!』との意見もありますが、
過当競争が起きればそれは逆効果
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以前起きた米カリフォルニア州の大規模停電を覚えているでしょうか?
過当競争が原因で安定供給という品質がないがしろにされたのが主な要因だそうです。
何事も、すぎたるは及ばざるが如しってところ。
ではどうするか?
独占でも乱立でもなく、ここは適度な寡占状態をつくるというのはどうでしょう?
1つの地域で3~4社から選べる状態にするのです。
例えば、関東地方では東京電力、東北電力、北海道電力から選べる。
関西地方では関西電力、中部電力、北陸電力から選べる、など。
(西と東では周波数もちがうが、うまくやれば適切に分担できのでは?)
こうすれば無理な競争は少なくなり、
お互いの顔をうかがうため、強引な値上げの抑止も期待できます。
もちろん、今すぐに寡占状態にしたからって、
今年の電力不足が解決するわけではありません。
つまり直近の対応は別にして、中長期の対策としてどうでしょう?
もちろん、発送電分離
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幸いにも手本になる国、反面教師にすべき国があるので、
参考にしたいところですね
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