以下の、Kabu.com投資情報室・臼田氏の記事が面白い。
この手の取材ではテレビでも新聞でも実際に話したことの1~2%程度が使われます。大げさではなく大体これくらいです。ギリシャ選挙結果を受けて今後のマーケットは?という話が8割方だったのですが、個人投資家動向は?という質問に、「5月以降買い越しが続いていて、プロや巨額投資家のリスクオフに対して、リスクを取る姿勢が見られる。」という話に続いて「今日(18日)の当社顧客の売買ランキングでも、売りより買いの方がかなり多かった」と話した箇所が使われました。
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話したことのたった1~2%しか使われないなんて。
この情報に、ギャラの話も盛り込んでくれたらイイのに。
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(略)スペインの国債利回りが急上昇したのは、選挙結果を受けてというよりもスペイン国内銀行の4月の不良債権比率が8.7%に高まったことが主要因であることは専門家の方もご存じ・・・(略)
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ここで疑問を生じた臼田氏は、ネット検索に走ったという。
そして、6/15に発表された以下の記事を発見。
★ギリシャ国民の決断の日が迫る
~選挙結果はギリシャの未来のみならず、スペインの未来も左右する~
第一生命経済研究所 田中理
http://group.dai-ichi-life.co.jp/dlri/hata/pdf/h_1206i.pdf
図表5にあるギリシャ選挙シミュレーションは、
米国の他国シミュレーションのようなオタクっぽさが実に良いと思うし、
図表7にある欧州危機関連の今後の重要日程は、相場を張る上で参考になると思われる。
ところで、こうした参考になる資料を目の当たりにした臼田氏には、
今後はカブコム自身で、
こうした米国に負けないようなさまざまな相場指標に対する
シミュレーション研究を発表していただきたいと思うのであった(願)
PS:あ~、なんちゃってとはいえオイラも投資家なのだから、
本当は自分でシミュレーションしなくっちゃいけないんだよね・・・(面倒クサ)