6/19 チャートで見るかファンダメンタルで判断するか

[minnsann123さん]

 

NKは、ギリシャのユーロ継続を受けた昨日の上げも、昨夜の欧米の冴えない動きでユーロ安に戻り、米ドルも本日は下げ、再び円高基調継続で引け際に株価も下げた。

 

NK　画像１　

 

為替は　＄79円　€100円。　メドとみている80円と101円台が見えないと、NKは9000円に向かわない。

 

pics　様子見で買い予想したものは概ね下げはしないが上がらない。その他、昨日上げたものはほとんど戻った。問題はここから・・・か。

 

その他

　民主党の小沢グループの造反がちらつき、財源問題やエネルギー問題・景気対策などの見通しが立てられない。G20では首相が懸命に日本の景気回復への努力をPRしているが、孤軍奮闘と見られないか心配。日本の借金の額が流通通貨の総額を超えそうなときに、単なる緊縮予算や公務員削減で雇用と為替介入などの経済対策が推進できるとは思えない。数十年前に神風を信じて竹槍で鬼畜をやっつける国民総動員戦略を言い続けたどこかのトップが、言い始めたことの間違いを隠して犯し続けた主義主張と同じに聞こえるのは、年寄りの戯言だろうか・・・。

 

何はともあれ、そろそろ高福祉高負担を維持するために覚悟を決めないといけない時代なのだろう。

若者の半数が働く場所を見つけられなくて経済が停滞していく情けない国にはしたくない。借金するにも返す若者が働けないのは、まさに政治の問題であることは明白。

 

ところで、明日は週半ばとなり、NKはチャート的には25日移動線が下支えとなり、下げ止まりからゆっくりと上昇に転ずる形となっている。各社の決算状況からは、輸出主体の企業は相手先との絡みで悲喜こもごもだが、内需拡大が期待される企業はしっかりと準備できつつあるようだ。

もちろん、円高がもう少し解消されないと安心してリスク資産を手にできないのだが、チャート的に期待できる銘柄が増えつつあるようだ。後は、G20やFRBの動きが世界経済を上向きにしてくれるのを待つばかり、かな。