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欧州債務危機問題に端を発した、世界経済の減速懸念が燻ぶる中、株式市場を始めとする金融市場の乱高下が続いている中で、世界のお金持ち(富裕層)が、どの様なものに投資をしているか?英国金融機関バークレイズの「お金儲け?それとも楽しみ?嗜好品資産の保有トレンドに隠された動機を探ると言うリポートで実態が明らかになった。調査対象は、世界の富裕層2,000人で、日本からは100人が回答したらしい。今、日本のお金持ちが最も好きな資産は「貴金属」(49%保有)と、私の予想とは違い、意外な結果だった。2位は「宝飾品」(36%)、3位は「絵画」(34%)となった。貴金属では、世界1位が中国(86%)、2位サウジアラビア(55%)次ぐ3位が日本という。今回のユーロ危機などで金融市場が乱高下する時でも値動きが安定している資産とされて、日本国内の富裕層が最も好んで所有する理由と分析された。また、日本の富裕層は純資産の内、平均9%を嗜好品資産で保有している事も分かった。私たち庶民には縁遠い調査だが、もしかしたら投資の参考になるかもしれないと思い書かせて頂きました。もう一つ興味深い結果が明らかになった。お金持ち(富裕層)は、収集品の評価が60%上昇したところで売却に前向きになるという(世界平均は62%)。私たち庶民が参加する株式投資では「2~3割上昇で売却」がセオリーだが、お金持ちはその程度の儲けでは満足出来ないらしい。「金持ちケンカせず」か?このパーセンテージは、黄金比(フィボナッチ)にも当てはまる。38.2%レベルで一般(庶民)が利食いを考え、61.8%レベルでお金持ち(富裕層)が利食いを考えると言う事となる。おれを金に当てはめると、今年の高値4,654円から、今年の安値3,886円の下げ幅768円に対する38.2%戻りレベル4,130円台(一般庶民が利食いを考える値段)、61.8%レベル4,330円台(お金持ち、富裕層が利食いを考える値段)となる。
 
池末
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