堅実さんのブログ
明彦君の計画 ２４年６月１８日(月）１５時４７分
明彦君は、６月１８日（月）は、２階で起きた。７時頃だった。３月の自転車の転倒事故以来、１階で寝起きしていたのである。女房が、最近、１階で寝ていられると私のいる場所が無く、ストレスが上がるというのである。もう少し、１階で寝起きしたいが、何とか階段の上り下りもスムースになり何となく、動けそうなので、２階で寝ることにしたのである。朝食後に、妙に眠気がきて、１時間程寝た。寝ながら今までの、生きてきた出来事を思い出していた。この事は、最近この数年間、頭から離れた事が無い内容だった。
この不条理な職場での冷遇、それは、一体何、原因なのかである。今さら、それを考えて突き止めた処で、これからの、生きていく上で、変ることは無いのだが、しかし、このままで済ませてなるものかと、思っている。あんたも頑固だなあ。そう思いつつも、このままで済ます訳にはいかないのである。
明彦君の考えている事はこうだ。この奇妙な出来事を、小説にまとめたらどうかである。それは、明彦君しか体験できなかった事である。似たような出来事は捜せば、世の中には、あっちでもこっちでも、ざらにあることだろう。似たような事は沢山あるにしても、しかし、これは明彦君だけの体験である。これを、何とかまとめて、後世の人が読み、何らかの生活の知恵になればと、思っているのである。
それは、人とはこの様なものであるという明彦君なりの、世間や組織、人への考察である。
この日の１１時頃、ネットでギリシャ議会の再選挙で財政緊縮策推進派の新民主主義党が代１党になり、欧州各国首脳は歓迎声明を発表した。そしてギリシャ支援の条件緩和に前向きに対応する姿勢を示した。
国内では数日前に、民主党の野田総理が、自民党の谷垣総裁と会談し、消費税増税の基本的な同意がなされた直後である。リーマンショックから始まり、長引く世界経済の停滞から、恐慌にもなるかもしれないという現状を、回避できるか否かで正念場を向かえている。人類の英知を発揮すべき時である。明彦君もこの体験を読者に学習してもらいたいと思っている。
（この日記も様々な内容が出てまいりました。この明彦君の体験談は、人それぞれの体験が有り、その人の本が１冊は書けると、思っているからです。明彦君と時代背景も取り入れたものです。この様な小説は珍しいと思っております。実在する人物、世相が出てまいります。後世になり、この時には、こんな事があったのかと思いながら読んでいただけたらと、思っております。しかし、気まぐれな明彦君のことですので、この先どうなることやら、いささか不安もあります。）
