モウ山 ウシ象さんのブログ
負け犬の、負け犬による、負け犬のための相場展望78
アメリカの経済指標が、軒並み市場予想よりも悪化していたが、ダウが反発。ギリシャ再選挙前の空売りの買戻しか?
ギリシャの再選挙後、どのように相場が動くのか、楽しみなところである。いったん戻して、スペインの経済状況に注目が集まり、再び、ユーロが下落というところか?
ギリシャの再選挙の結果次第では、日本時間に、ユーロが暴落もありえるので、その場合は、財務省による介入もありえるので、日本円急騰の場合は、ぜひとも売りたいところである。
ドル円であるならば、そう値動きもしないであろうから(200ポイントぐらいか?)、ここは、安全策を取り、円売りドル買いというところか?
最近、アメリカの指標が悪化しているので、今週のFOMCが注目されるのであれば、ギリシャ再選挙の結果が、緩和派勝利の場合、まず、円とドルとが買われる。つぎに、FOMCが、6月20日の水曜にあるので、ドルが売られだすというところか?FOMCが終わった後、スペインあたりが騒がれだしそうである。
ダウは、いつもながら不可解な動きをしており、アメリカの指標悪化、ギリシャ再選挙であるのに、ダウは100ドル程あげている。これは、FOMC期待での上げというところか、あるいは、空売りの買戻しか。
しかしながら、スペインの失業率、および、金融システムの破たんなどは、前々からわかっていたのにもかかわらず、年の初めは、景気回復期待で(ユーロ圏が、緊縮財政であるのに、まずありえないのにもかかわらずである。アナリストのレポートなどを、ありがたく拝読していると、いつもながらの楽観論が多かったようであったが)、株が上げていたが、年の初めは、気分を新たに、消費もするであろうし、その前に、在庫を増やしたりする。結局、売れ残ったものを、さばき始めるので、雇用なども減り始めるというところではないだろうか?
今、アメリカの指標が悪化しているのは、突然、スペインの経済が破たんしている状況に落ち込んでしまったから、悪化しているわけでなく、また、突然、ギリシャの再選挙が決定したから、悪化しているのではないのである。必ずしも、相場は、実体経済を反映しているわけではないということである(どちらがどちらか分かり辛いが)。これには、注意を払う必要がある。
<為替相場>
ドル円 75.20~80.20
ユーロ円 95.20~102.20
ユーロドル 1.2320~1.2820
騒がれているほど、為替が急激に動きそうになさそうであると考えている。ギリシャ再選挙の後の、FOMCのほうが気になるところである。ダウの値動きからして、市場も、FOMCを意識しているようであるが、だましの場合もあるので、用心する必要がある。
経済指標は、無視でよいと考えている。先週の指標の結果からして、アメリカの景気はそれほどよくなさそうである。6月21日は、FOMC後というのと、アメリカの指標が、固まっているので、少し注意が必要かも?
基本的に、1.2600のユーロが強いのではなく、ドルが弱いだけである。ユーロが、1.300台であろうが、危機が去ったのではないというところにも注意が必要である。
<株式相場>
日経平均 8200~9000
なかなか難しいところである。円の高安により、株価が動くのではないかと考えている。一応、買いを入れたが、しばらく我慢する必要があるかも?
割安は割安で、配当利回りも高いので、放置プレーと洒落込むかな?配当アンド優待狙い。一番嫌いな言葉である。
月曜日は、5時頃から、相場が動くので、もう寝るとしようか。
月曜日の相場が楽しみである。
ちなみに、為替はポジションを持っていないので、高みの見物である。
あまり動きそうもなさそうな感じもするが。
勉強になります!m(_ _)m
ギリシャの再選挙の結果が良かったのにも関わらず、
ユーロドルはあっさり窓を埋めてしまい、
ギリシャの再選挙の結果を受けFOMCでのQE3期待後退で、
ユーロ戻り売りかな~と思い、
MT4のトレンド系プログラムでユーロドルの売りを仕掛けてみました。
今週21日にスペイン銀行のストレステストの結果が出て、
30日はギリシャの緊縮財政策の提出期限。
今週、来週のユーロは下攻めになりそうな気がするのですが、
モウ山先生はどのようにイメージしておられますか?
ここからは、どちらかというと、テクニカルのお世話になることになる相場展開になるのではないかと考えています。つまり、短期でのトレードを心掛ける必要があるのではないかと考えています(レンジ相場。1.2400~1.2800くらいのもみ合いか)。
スペインは、一応、1000億ユーロが、支援される見込みであるらしいので、しばらくは、持つかなと考えております。
ギリシャはどの道、財政を自由にする権利などはないので、緊縮財政派の支援のために、少しぐらいは、飴でもしゃぶらせておくかぐらいの自由は許されるかもしれませんが、それほど、変化がないと思っています(というよりも、しばらくの間は、ギリシャは無視でよいのではないかと考えています。ギリシャが突然、ユーロ圏離脱。ドラクマ復活でも宣言しない限りではありますが)。
あとは、イタリアだけになってしまっているので、あとは、イタリア次第ではないかと考えています。
ユーロは、そろそろ、休暇前の買戻しでも入るのではないかと考えております(悪材料が出ても、材料出尽くしで、買い戻される)。
ここからのユーロの下押しがあるのであれば、イタリアの金融機関の破たんぐらいの、打撃力が必要ではないかと思っております。