心の病、3年連続で最多 労災申請1272人
心の病、3年連続で最多 精神疾患による労災申請・認定数
過労や職場での対人関係のトラブルから、うつ病などの精神疾患にかかり、2011年度に労災申請した人は前年度比91人増の1272人だったことが15日、厚生労働省の集計で分かった。3年連続で過去最多を更新。
労災認定された人も前年度比17人増の325人で過去最多。このうち悲惨な体験をするなど東日本大震災の影響で発症した人は20人だった。
一方、くも膜下出血や心筋梗塞など脳・心臓疾患で労災申請した人は、前年度比96人増の898人で認定は310人。うち震災が原因の過重な労働などで発症したのは12人だった。
(06/15 17:10、06/15 17:50 更新)