私の気になったニュース!今、30~40代の働き盛りの男性に、風疹患者が急増しているらしい。昨年の風疹患者の届け出数は371件と7年ぶりに多く、一昨年の4倍となった。今年は5月23日現在で205件と、昨年以上のペースで報告されているらしく、先天性風疹症候群の発生が心配されているらしい。先天性風疹症候群は、妊娠中の女性が風疹ウイルスに感染し、更に胎児が風疹ウイルスに感染して引き起こされるものだそうだ。2007年、高校・大学生を中心に麻疹(はしか)が大流行した。麻疹に比べると風疹は感染力は弱く、麻疹の半分くらい。ここで何が問題かと言うと、風疹にかかるリスクの高いのが、30~40代の男性と言う事らしい。昨年の報告では、女性よりも男性患者の方が3倍多く、全体の75%を占めている。更に年代別で見ると、30代、40代が群を抜けて多い。それはこの年代の男性は、風疹のワクチンを受けていないのがほとんどだからだそうです。風疹の恐ろしさは2つで、一つは、成人の風疹は、子供の風疹より病状が重く、高熱が出て、ひどい関節痛になる事がある。こう一つは、自分が感染源になって、周囲にウイルスをまき散らし、深刻なのが妊娠初期の女性に感染させた場合、先天性風疹症候群を引き起こす事があるらしい。30~40代の男性は早めのワクチンの接種
を受けた方が良いのでは、周りに妊娠中の女性の方がおられる方は特に。因みに、私の妻は医療機関
に従事していますが、MRワクチンの接種は1万円程度だそうです。主な取扱い企業は、武田薬品(4502)、三共(4501)池末