…何処のヤー公ですか?
http://sankei.jp.msn.com/world/news/120607/erp12060714200002-n1.htm
”ユーラシア大陸の東西をつなぐ物流網で、ロシア政府が国家収入獲得の戦略インフラと位置づけるシベリア鉄道で、貨物輸送を依頼した日本などの業者が正規運賃以外に、「荷物を安全に送り届けるため」として「護衛料」の支払いを強制されていたことがわかった。日本政府は日露経済交流の阻害要因として、ロシア政府に正式に抗議を申し入れた。
露極東のウラジオストクとモスクワを結ぶ全長約9300キロのシベリア鉄道をめぐっては、近年、アジアと欧州をつなぐ大動脈として注目を集め、管理する国営ロシア鉄道が、貨物輸送の高速化に着手。日本政府も、海運以外の欧州への物流ルートを確保することは戦略的利益につながるとして、輸送網の整備について協力を表明してきた。
しかし、実際の運用面では問題点も多く、複雑な税関手続きや振動などによる荷物の破損の危険性、所要日数と運行の遅れなどが関係者から指摘されてきた。
外交筋によると、「護衛料」は、シベリア鉄道で列車が荷物を輸送しているときに発生。途中駅などの「複数のポイント」で、国営の鉄道関係者とみられる人物が、日本の業者を含む依頼業者に対して、「荷物を護送した経費」などと料金を要求してくるのだという。
外交筋は「みかじめ料に近い性格のもので、高額な料金を要求されている」と指摘。護衛料が法外なため、「シベリア鉄道経由ではなく海路のルートに変えた業者も多々ある」という。
この点について、アジア太平洋経済協力会議(APEC)貿易相会合のためロシア西部カザンを訪れた枝野幸男経済産業相が5日、ベロウソフ露経済発展相と二国間会談を行った際、正式に抗議を申し入れた。
枝野氏は、「問題を解決すればさらに投資が拡大するのだから、前向きに受け止めてほしい」と要求すると、ベロウソフ氏は「護衛料が付加的にかかるのはおかしい」と述べ、違法性の疑いを指摘したという。今後、双方の政府間で問題の解決のために取り組むことを確認した。
ロシアは昨年、世界貿易機関(WTO)会合で、加盟が承認され、国内批准手続きを終えて、今年中にWTOへ正式に加盟することとを予定。役人の汚職も社会問題化しており、貿易ルールの透明性を図ろうと改革に取り組んでいる。”
こういう話を聞くたびに思うけど、ロシアも文明国とは思えないよなぁ。
やはり、こう言った連中とは出来るだけ関わらない方が良い気がするんですが。
しかし、今回の件って改善効くんですかね?中央政府に力が無いから起こっている気もするんですが。
下手に努力しても悪質化、陰険化、巧妙化するだけの気が…。
(…これ悲観的な考えですかねぇ)