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金利マーケットアイ

〔金利マーケットアイ〕


 


  <14:40> 国債先物の限月交代、「ロングロール優勢」の声


 


 国債先物の6月限から9月限への限月交代が徐々に進展している。後場に現物債主導で上昇幅を急拡大する場面があったが、足元は戻り売りも出る展開。市場では「通常よりもやや早めにロールしているもよう。ロングロール優勢のようだ」(国内金融機関)という。最終売買日は11日。


 


 


  <14:20> 基金による3カ月物資金供給が札割れ、買入資産の割合変更も



 日銀が4日実施した共通担保資金供給(資産買入等基金)オペ(6月8日─9月7日、固定金利方式)で、応札額が供給予定額に届かず札割れとなった。同オペで3カ月物の札割れは初めてになる。


 日銀は2010年10月に包括的な金融緩和政策を導入。資産買入等基金を通じた共通担保資金供給オペで6カ月物の札割れが頻発したことから、4月27日の金融政策決定会合で6カ月物オペの規模を5兆円減額する措置をとった。「3カ月物の札割れは時間の問題だったが、札割れが頻発するようだと、再び基金による買入資産のアロケーション変更などの議論が高まる可能性がある」(銀行)との声が出ている。


 


 


  <13:48> 長期ゾーン利回り低下、「国債買入オペの影響」の声


 


 午前の取引で上昇基調にあった長期ゾーンの利回りが低下。市場では、応札額が膨らんだこともあり、午後の相場で上値を重くする要因になるとの見方もあったが、「足元は国債買入オペで応札した向きが積極的に中長期ゾーン中心に買いを入れている」(国内金融機関)との声が聞かれる。10年最長期国債利回り(長期金利)は前営業日比1.5bp低下の0.865%での取引。



 


  <12:45> 6カ月物国庫証券入札結果は市場予想通り、応札倍率17.2倍と前回上回る


 


 財務省が午後零時35分に発表した新発6カ月物国庫短期証券入札結果は市場の予想通りとなった。最高落札利回り、平均ともに0.1003%で、市場予想の0.100%台前半とほぼ一致した。市場では「前回は落札利回りが0.0999%と0.1%を割り込んでいたが、入札のタイミングの違い程度で、今回0.1%近辺での入札となったことで強めの結果と見て良さそうだ。国内勢を中心にした需要はしっかりある」(国内金融機関)との見方があった。応札倍率は17.22倍と前回(14.83倍)を大きく上回った。


 


 


  <12:20> 国債買入オペ(残存1年以下)が札割れ回避、フラット化で在庫増か



 日銀が正午前に結果を発表した国債買入オペ(残存1年以下)は、買入予定額3100億円に対して、応札額が3930億円で札割れが回避された。残存1年以下を対象にした同オペは5月18日に札割れが生じていた。


 オペ結果によると、落札利回り格差は案分がプラス0.000%、平均がプラス0.004%、案分比率72.6%。落札額3123億円。市場では、前週末にかけて年限長期化などでフラット化した局面で「投資家からのまとまった売りを在庫として抱えていた業者がいたのかもしれない」(証券)との声が出ている。


 


 また、同時に実施した同オペ(残存1年超10年以下)は、買入予定額2500億円に対して、応札額が1兆1631億円と1兆円を超えた。落札額2500億円。落札利回り格差は全取でプラス0.007%。「水準的に8─9年程度の長期ゾーンを中心に売却されたのではないか」(同)との声が出ている。応札額が膨らんだこともあり、午後の相場で上値を重くする要因、という。


 


 


  <11:30> 翌日物0.07─0.075%中心、6カ月物国庫証券入札は順調か



 午前の短期金融市場で、無担保コール翌日物は0.07─0.075%を中心に取引された。主な取り手は地銀、信託、証券などで、大手行は0.07%付近で調達した。当座預金残高が30兆円を超えて資金余剰感が広がる中、調達需要は限定的。終盤には地銀などの資金調達意欲は後退し、閑散とした取引となった。ユーロ円3か月金利先物は閑散小動き。


 財務省が午後零時35分に発表する6カ月物国庫短期証券入札は、金融機関が抱える余剰資金の運用需要を背景に順調な結果が見込まれている。最高落札利回りは0.100%台前半になるとの見方が出ている。


 


  <11:05> 国債先物は小反発で前引け、長期金利0.885%に小幅上昇


 


 国債先物中心限月6月限は前日比2銭高の143円43銭と小反発して午前の取引を終えた。日米欧7カ国(G7)財務相・中央銀行総裁の電話協議で欧州危機打開に向けた具体策が打ち出されなかったことから、短期筋による買い戻しが先行。ムーディーズがドイツの複数の銀行格下げに踏み切ったことで「世界的に銀行の収益環境が厳しいことがあらためて意識させられた」(国内金融機関)ことも、安全資産の国債需要を高める要因となった。


 先物6月限は一時143円54銭まで買われる場面もあったが、長期・超長期ゾーンに利益確定売りが出て、買い一巡後は伸び悩んだ。10年最長期国債利回り(長期金利)は同0.5bp高い0.885%に上昇した。



 


  <10:45> 国債先物が伸び悩み、上値で利益確定売り


 


 国債先物は伸び悩み。朝方の買い一巡後は利益確定売りが上値を抑制。中心限月6月限は143円40銭台半ばと小幅高の水準で推移している。


 今週に入り、長期・超長期ゾーンに地方投資家などから利益確定売りが見られているが「前日から中期ゾーンに買いが観測されている。欧州問題が長期化する中で、積極的に下値を売れない状況が続いている」(国内金融機関)という。


 


  <09:50> 翌日物は0.07─0.075%、金先は小幅高



 無担保コール翌日物は0.07─0.075%を中心に取引されている。一時30兆円を割り込んでいた当座預金残高が31兆円台まで回復。資金を取り急ぐ動きは見られず、全般に落ち着いた展開となっている。資金余剰感が広がる中「期日を迎えるロールオーバー目的の基金による共通担保資金供給オペが入るかどうかが注目点」(国内金融機関)という。


 ユーロ円3カ月金利先物は閑散小動き。債券高を受けて中心限月2013年3月限は前日比0.5ティック高の99.670で推移している。


 


  <09:00> 国債先物が反発スタート、ドイツ銀行格下げや米金融緩和の思惑


 


 国債先物中心限月6月限は前日比3銭高の143円44銭と反発して寄り付いた後、一時143円50銭台半ばまで水準を切り上げた。前日海外市場で米債が売られた流れを引き継ぐとみられていたが、ムーディーズがドイツの複数の銀行格下げに踏み切ったことに加えて、米シカゴ地区連銀のエバンズ総裁が「極めて強力な」金融緩和が必要との見方を示したことで買い戻しが先行している。


 10年最長期国債利回り(長期金利)は前日比0.5bp低い0.875%で推移。


 


  <08:40> 翌日物0.07─0.075%中心、金融機関の調達需要弱い


 


 朝方の短期金融市場で無担保コール翌日物は0.07─0.075%を中心に取引されている。主な取り手は地銀、信託、証券など。大手行は0.07%付近で調達意欲を示している。準備預金の積みが順調に進んでいることに加えて、当座預金残高が31兆円台まで回復。「金融機関の調達需要は弱まっている」(国内金融機関)という。


 日銀によると、朝方の金融調節を見送った場合、当座預金残高は31兆3000億円、準備預金残高は24兆8000億円程度になる見込み


 


  <07:05> 翌日物は0.075─0.08%中心か、当預残31.3兆円程度の見込み


 


 無担保コール翌日物は0.075─0.080%を中心に取引されそうだ。当座預金残高が31兆円台と増加傾向にある上、準備預金の積み進ちょくが順調に進んでおり、金融機関の資金調達需要は限定的。朝方の取引一巡後は閑散とした取引になるとの見方が出ている。


 日銀が朝方の金融調節を見送った場合、当座預金残高は5日に比べて2000億円増の31兆3000億円程度になる見込み。残り所要積立額は1兆0800億円。

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