ＮＹ株、５日ぶり反発 米指標好感し買い戻し

[arama-さん]

　５日のニューヨーク株式市場のダウ工業株３０種平均は５営業日ぶりに反発し、前日比２６・４９ドル高の１万２１２７・９５ドルで取引を終えた。ハイテク株主体のナスダック総合指数は１８・１０ポイント高の２７７８・１１。

　米非製造業関連の景況感指標が市場予想を上回ったことを好感した。前日まで値下がりが続いたことから、割安感の出た銘柄が買い戻された。

　ただスペインも焦点となった欧州債務危機への懸念は根強い。先進７カ国財務相・中央銀行総裁会議（Ｇ７）が開いた緊急電話会議は、具体的な成果がなく反応は限定的だった。