毎日のテレビ・新聞・専門誌を見ているとどの専門家もまったく同じことを言っています。その上最近は経済よりも政治の話題ばかり取り上げ経済評論家が政治評論家になっています。結局行き着くところギリシャの総選挙に注目が行き緊縮派と反緊縮はどちらが勝つかと言う論点になっています。現実にEUの景気減速が新興国・中国・米国・日本に悪影響を及ぼしているのは確かですが、選挙が終わるまであと2週間同じこと聞くのはうんざりします。また株価の上昇のため相変わらず米国と日銀の追加緩和に頼る論調も見受けられます。しかしながら過去同じような政策を取られたが一時しのぎだけでか株価もすぐ戻ってしまし、長期トレンドでの上昇など望めません。結局経済以外の要因よりも、世界規模で企業の実質的な経済が成長しないと株式市場の活性化は望めないということだと思います。