6月2日(ブルームバーグ): ドイツのメルケル首相は「いかなる状況でも」ユーロ共同債を受け入れることはないと言明した。同首相は2日、ベルリンのキリスト教民主同盟(CDU)本部で語った。
同首相は欧州が過去の過ちを繰り返す余裕はないと指摘。経済成長には健全な予算が必要であり、ギリシャの問題の根本は競争力の欠如にあると述べた。
同首相はスペインの銀行の状況が脆弱(ぜいじゃく)だと述べ、透明性が欠けているとも指摘した。
ESMを利用してギリシャを起点とした金融危機に対処できるようにするためにはユーロ圏17カ国の議会でのESMの承認が必要だ。しかしドイツが拒否している。メルケル首相を説得しても国民を説得できるのか?7月9日の稼働を目的にしているため株価はここで大きな岐路になりそう!
ドイツの言い分はスペインの銀行など透明性にかけていると言うことだ!たとえお金を投入しても改革がなければユーロの崩壊は先延ばしか・・・・・
株価もこれらの期待と絶望を反映するのか??
ドイツを説得し、QE3そして日本の金融緩和をすればまた株価は暴騰するのであろう!しかし本当にユーロ各国が危機を逃れるために頑張らないと今年中の暴落もあるかもしれない