世界の利用者が9億人を突破し、運営会社の株式公開が注目を集めた交流サイト、フェイスブック。35~44歳の「アラフォー」女性も5人に1人が利用していることが、インターネットプロバイダーのNECビッグローブ(東京都品川区)の調査で分かった。
調査には、アラフォー女性244人、25~34歳の「アラサー」女性266人が回答。フェイスブック利用はアラフォー女性21%、アラサー女性31%だった。利用者にきっかけを尋ねたところ、アラフォー女性では「友人とのコミュニケーションが頻繁に取れる」が47%、アラサー女性では「友人・知人の近況を見たい」が51%で、それぞれ最多だった。「昔の友人・知人と再会できる」との回答も多く、原則として実名登録のフェイスブックならではの機能を活用している人が多い結果になった。
一方、「今後も利用したくない」「あまり利用したくない」と答えた人もアラフォー女性で56%。理由は「利用するメリットが分からない」が6割に上ったが、「不特定多数への個人情報公開に不安がある」も4割に上り、安全性を危惧する人も目立った。