日中取引時間は、前日比2円安の4035円で始まる。28日のNY市場がメモリアルデーで休場だったため手がかりを欠く中寄り付いた。その後はNY時間外の伸び悩みで、手じまい売りで弱含みで推移、結局前日比3円高の4040円で終了。ギリシャの世論調査で救済受け入れに前向きな政党が優勢が示されたが、スペインの金融不安が台頭しているため依然市場は、欧州に対する懸念姿勢は変わっていない。そのためドル建ての金は、ユーロ安を背景に上値の重い展開が続いている。またインドの金需要期が一段落するため下値に対する安心感がなく、上値は追いにくい。当面は偏ったポジションが取りにくい状況であろう。本日夜間取引時間は、市場の関心が、週末の米雇用統計に向いているため大きな変動は考えにくい。比較的狭いレンジ内取引と思われる。よって逆張り対応が有効か。

方向性         揉み合い(逆張り) 
夜間取引レンジ   4,021円~4,058円

中川
日本ユニコムコールセンターsupportコース取引さんのブログ一覧