現地視察やめるよう進言、枝野氏証言

arama-さん

 国会の福島原発の事故調査委員会は、当時・官房長官だった枝野経済産業大臣を参考人聴取し、枝野氏は、菅総理が事故発生直後、現地視察を言い出した際、「政治的批判はまぬがれない」と、やめるよう進言したと証言しました。

 「総理が行ったら邪魔になったんじゃないのか、『必ず抽象的、感情的な政治的批判はまぬがれません』と。『そういう観点からはとてもおすすめできない』とは総理には進言した」(震災時 官房長官 枝野幸男経産相)

 事故直後の菅総理の福島原発視察について、枝野氏は、慎重な対応を求めたものの、最後は菅総理の判断で決められたと証言しました。

 また、東京電力が現地からの撤退を伝えに来た際、当時の清水社長とのやり取りで、「それでは対応する人がいなくなって悪化する」と問いかけたのに対し、口ごもったことから、「全面撤退」と理解したとしています。

 国会の事故調委員会では、28日午後、当時の菅総理を参考人に呼び、聴取する予定です。

(27日19:46)

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