2012年5月26日 02時00分
みずほフィナンシャルグループが増資するとのインサイダー情報を基に同社株を空売りし、不正な利益を得たとして、証券取引等監視委員会が来週にも金融商品取引法に基づき旧中央三井アセット信託銀行(現三井住友信託銀行、東京)に課徴金の納付を命じるよう金融庁に勧告する方針を固めたことが25日、分かった。
増資をめぐる不正取引で監視委が旧中央三井アセット信託への課徴金を勧告するのはことし3月に続き2回目。インサイダー情報を同行に伝えたのは2回とも増資を担当した主幹事の野村証券だったという。