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投資部門別 株式売買動向 東証1部


東証のHPで、投資部門別 株式売買動向 東証1部の5月第3週を見た。

 

証券自己と外国人が、それぞれ807億円、769億円売り越している一方で、個人投資家は1017億円も買い越している。

 

個人投資家は、3月から買い越しを続けている。

下落局面を買い下がり続けているということは、含み損は凄まじいことになっているだろう。


この後にもしも大暴落局面があった場合、含み損で買い余力の無い個人投資家は投げざるを得なくなり、持ち高整理した外国人と証券自己に絶好の買い場を提供することになってしまう。

 

下げ相場では買う投資家がいれば安心して売れる。

しかも弱い投資家が買っていれば尚更である。

もしも買わなければ、外国人も証券自己も売ることが出来なくなり、市場取引が細ってしまえば、外国人、証券自己は投売りを迫られることになっただろう。

つまり個人投資家は買うことによりもっと安く買うチャンスを失ったのだ。

 

この先、大暴落でなく100円とか、200円とかのちょっとした下げで更に買いを増やそうと考えている中長期投資家の方がおられたら、考えてほしい。

もしかしたら個人としては正解かもしれないが、個人投資家全体が同様の行動を取った場合、外国人と証券自己に売り逃げる機会を与えることになってしまうことを。

 

私は、じっと待つのが正解だと思う。

含み損に耐えられなくなった誰かが本当に驚くべき安値で売ってくれるかもしれない。

無事に危機をやり過ごして市場が上昇しても持ち株も売り玉も無いのだから儲けは無いが損することも無い。

 

でも、退屈だ。

6件のコメントがあります
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    888ちこさん
    2012/5/26 18:10

    こんばんは。

     

    私が先日来買い込んだものも塩漬けのようになりました。

    もしも信用買いをしていたら大変なことになっていただろうと思います。

    現物で買ったので、このままにしていますが、この先が心配です。

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    子育てお父さんさん
    2012/5/26 19:01

    888ちこさん、こんばんは

     

    塩漬け株をどうするか、悩みは深いですね。

     

    ちこさんが認識されていない恐いシナリオは、欧州信用不安をきっかけに世界は景気後退、株価低迷が数年続く可能性です。

     

    資金繰りに窮したギリシャが突発的デフォルトを発生させ、欧米の金融機関は大打撃、信用毀損の拡大を防ぐために金融資産の現金化、手元資金の確保を急ぎ、資金力の弱い金融機関が資金繰りに窮して、連鎖的に破綻、恐慌的な大不況に突入し、その過程で株式市場は徹底的に売られ、数年に渡って低迷する。

     

    もしも大暴落があった場合、リバウンドはあるとは思いますが弱い可能性を考えておくべきだと思います。

    無論、なりふり構わぬ政策的な対応で問題の緩和、先延ばしがされて、株高が発生する可能性もあるので、強いリバウンドになるかもしれませんが。

     

    問題なのは、今回、資金力のある外国人と証券自己などの大口投資家が売り方で、弱い個人投資家が買い方になっていることです。

    猫に弄られる子ねずみの様な状況で、わざと逃がして、捕まえる様な、暴落の後のリバウンド期待で個人投資家が買い込んだところを売りを思いっきりぶつけて叩き潰すだけの資金力差があるところが恐い。

     

    大暴落の後、リバウンド騙し上げの後の二番底に叩き落す作戦もアリですよ。

     

    出来るだけポジションを小さくするのがいいとは思うんですが。

     

    ちこさんの責任ですから、なんとも。

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    子育てお父さんさん
    2012/5/26 19:45

    今の市場はリスク回避で市場から資金が逃げていこうとしていると考えると理解し易い。

    個人投資家だけが気づかずに買い向かっている。

    非常に恐い展開だ。

     

    大暴落があったとしても、そこが底だとは限らない。

     

    その危険に気付いていないのだろうか?

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    子育てお父さんさん
    2012/5/26 21:43
    今日のあしあとは、今のところ8名の方。

    含み損にお悩みの投資家へのメッセージであったが届かない様だ。
    やはり題名は大事だなと思う。
    下げ相場で逆張り、チャート分析で判断する様な平均的個人投資家がはまりがちな罠。

    何だか全部根こそぎ、大人たちに持っていかれそうで、
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    888ちこさん
    2012/5/27 22:21

    こんばんは。

     

    昨年、私は「世界経済は縮小し株価は3分の1になる」とのアナリストの言葉を信じて損切りしました。

    今からの局面がそれなのかもしれない、との不安は、当然に持っております。

    だから怖いのです。

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    子育てお父さんさん
    2012/5/27 22:55

    こんばんは、ちこさん

     

    そうですね。

    大きく上下動を繰り返しながらの下落かもしれませんし、どーんと落ちてそのまま底を這うのかもしれませんし、長期間に渡ってずるずる下げ続けるというのもありえるかも知れません。

     

    ただギリシャ問題だけでも大きな問題ですが、過剰債務は先進国共通の問題で、債務縮小、返済を優先すれば、景気後退、世界経済の縮小になりかねず、かと言って、既に市場の信任を疑われるまでに債務を拡大させてしまった米国、日本も含めた先進国は、従来の様な財政出動景気対策も出来ず、中央銀行による流動性の供給も中央銀行の財務健全性を棄損しかねない規模にまで拡大してしまっている。

     

    もう限界が近くなっているところで、最後の足掻きをどこまでやるか。

     

    恐らく次のQE3が米国、最後の足掻きになると見透かされてしまっている様な気がしてなりません。

     

    その最後の足掻きの瞬間は、とんでもない上昇があるかもしれません。

    その先は、考えたくもありませんが。

     

     

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