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日米債権も警戒感 金利上昇

債券反落、米債安や高値警戒で売り-長期金利は1週ぶり高水準



  5月21日(ブルームバーグ):債券相場は反落。長期金利は一時0.86%まで上昇し、約1週間ぶり高水準を付けた。前週末の米国債下落や最近の相場上昇で高値警戒感が出ており、円債市場は売りが優勢となった。

RBS証券の福永顕人チーフ債券ストラテジストによると、「前週末の海外市場で米国債が若干売られた地合いを受けて、円債市場は素直に売りが先行した」という。

東京先物市場で中心限月6月物は反落。前週末終値比8銭安の143円37銭で始まった後、いったんは143円41銭まで戻した。しかし、午後に入って、売りが膨らみ、一時143円12銭まで下落し、11日以来の安値をつけた。結局、25銭安の143円20銭で引けた。

18日の米国債相場は下落。10年債利回りは過去最低付近から上昇した。22日からの利付き国債入札を控え、このところの上昇は行き過ぎとの見方が広がった。米10年債利回りは前日比3ベーシスポイント(bp)上昇の1.72%程度。

現物債市場で長期金利の指標となる新発10年物の322回債利回りは、前週末比1bp高い0.84%で始まった。その後は、徐々に水準を切り上げ、午後に入って一時3bp高い0.86%まで上昇し、11日以来の高水準を付けた。超長期債の利回りも上昇。20年物の135回債は一時4bp高い1.625%、30年物の36回債は4.5bp高い1.78%と、いずれも16日以来の水準まで上昇した。

トヨタアセットマネジメントの浜崎優チーフストラテジストによると、「特にこれまで超長期債が買われていた反動で長いゾーンが下げている」という。マスミューチュアル生命保険運用戦略部の嶋村哲金利統括グループ長は、「超長期債は前週の40年入札が堅調だったが、高値警戒感もある」と説明した。

日本証券業協会が21日発表した4月の公社債投資家別売買動向によると、短期証券を除いたベースで、都市銀行は5兆1028億円の売り越しに転じた。一方、外国人は1兆3616億円の買い越し、生保・損保は9177億円の買い越しだった。

日銀の決定会合

日本銀行は今週22、23日金融政策決定会合を開催する。ブルームバーグ・ニュースが有力日銀ウオッチャー14人を対象にした調査では、全員が政策の据え置きを予想している。

RBS証の福永氏は、「追加緩和はないだろう」と見込んでいる。もっとも、欧州債務危機を背景に、「欧州中央銀行(ECB)と米連邦準備制度理事会(FRB)が6月に金融緩和に動き、為替が円高に振れた場合、日銀も6月に追加緩和を行う」と予想する。

国内株式市場で日経平均株価は小反発。前週末比22円58銭高の8633円89銭で取引を終えた。JPモルガン証券の山脇貴史チーフ債券ストラテジストは、「いったん株価の急落も止まり、これまで金利低下のスピードが速かったこともあり、円債市場は、益出しの売りが出た」と語った。

 

良い金利上昇なのか??株の暴落で国債が買われるのは普通であるが、国債の暴落で株が買われるのかが問題!普通の相場なら株に流れるのだが・・・・・

やはり、金にも大分流れている様子。

これが良い金利上昇ならいいのだが・・・・・

また、大暴落の相場は金も売られると思う・・・・

 

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