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神戸でマンガの国際会議 アジア、欧米の研究者ら出席

 日本の漫画やアニメが世界の文化に与える影響を考察する「第1回世界マンガ・アニメネットワーク国際会議〈マンガ・ワールズ〉」が、6月1~3日、神戸大滝川記念学術交流会館(神戸市灘区)などで開かれる。主催者は「多くの人が議論に加わってほしい」と参加を呼び掛ける。


 日本サブカルチャー研究会や京都国際マンガミュージアム(京都市中京区)などが主催。

 同研究会は2010年、神戸大文学部の油井清光教授(社会学)らが立ち上げた。学問としての確立が、国際社会に日本文化を理解してもらう一助になる‐と国際会議を企画した。

 油井教授は「日本のマンガ・アニメは海外でも人気だが、学問として体系立っていない」と指摘。例えば、海外では「エキゾチックな雰囲気」とされる一方、「キャラクターが無国籍で親しみやすい」という声もあるが、詳細な分析はできていないという。

 会議には、アジアや欧米などの研究者約30人が出席する。社会学や芸術学などさまざまな立場から発表し、アニメ文化の理論について意見を交わす。学生や一般参加者からも発言を募る。

 1、2日は神戸大、3日は京都国際マンガミュージアムで開く。3日はより一般向けの内容となり、通訳もある。

 参加は無料だが、3日は入場料が必要。電話かホームページで同研究会に申し込む。TEL078・803・5547(平日午前10時~午後5時)

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