2012年5月17日 06:15
【ニューヨーク共同】16日のニューヨーク株式市場のダウ工業株30種平均は4営業日続落し、前日比33・45ドル安の1万2598・55ドルで取引を終えた。不透明なギリシャ情勢への懸念から、1月中旬以来、約4カ月ぶりの安値水準となった。ハイテク株主体のナスダック総合指数は19・72ポイント安の2874・04。
再選挙が決まったギリシャのユーロ圏離脱に対する警戒感から、金融や素材株を中心に売られた。欧州中央銀行(ECB)がギリシャの一部の銀行に対する資金供給を停止したと伝わり、同国の金融システムへの懸念も広がった。