【行政書士重要過去問】平成20年-問30 オ(民P374)

kenji296606さん
行政書士試験!合格道場


(問題)
Aは、自己所有の土地につき、Bとの間で賃貸借契約を締結した(賃借権の登記は未了)。AがBにこの土地の引渡しをしようとしたところ、この契約の直後にCがAに無断でこの土地を占拠し、その後も資材置場として使用していることが明らかとなった。Cは明渡請求に応ずる様子もないため、AとBは、Cに対して次のア~オの法的対応を検討している。これらの対応のうち、民法の規定および判例に照らし、妥当なものの組合せはどれか。

オ、Bが、AがCに対して行使することができる、所有権に基づく土地明渡請求権を代位行使すること。

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(解答・解説)
オ.妥当である。
債権者代位権では、被保全債権は原則として金銭債権となるが、不動産上の賃借権のような特定債権保全のために債権者代位権を転用することは判例によって認められている(大判大正9年11月11日、大判昭和4年12月16日)。
なお、肢ウで解説の通り対抗力を備えた不動産賃借権である場合は、直接、賃借権に基づいて妨害排除請求ができるため、本肢のように対抗力を備えてない不動産賃借権の場合に代位行使することになる。



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