金
本日の東京市場日中取引時間は、円高一服を受け、小確り寄り付く。その後NY時間外も落ち着いていることから手仕舞い買いが入り、一時は4090円台まで買われるも再度売られ結局前日比3円安で終了。先週末のNY市場は欧州債務不安を背景とするユーロ安・ドル高で下落したが、今週は独仏首脳会談、欧州連合財務相理事会、など予定され引き続き欧州情勢次第の展開となりそうである。また米経済指標の発表次第で、追加金融緩和(QE3)観測期待もあろうが、現況はユーロ問題が優先的に材料視されそうである。さらにユーロ懸念はリスク回避モードを高め、円買いが進み易いので、国内は円高進行にも注意が必要である。夜間取引時間は、上値の重たい取引が予想され、ユーロ不安による下振れに十分注意したい。
方向性 戻り売り
夜間取引レンジ 4,008円~4,078円
中川