ＨＡＣ、路線撤退でも赤字１億～２億円

[arama-さん]

ＨＡＣ、路線撤退でも赤字１億～２億円　監査法人報告書

 

　経営難に陥っている北海道エアシステム（ＨＡＣ）について、道から事業性評価の委託を受けていた「あずさ監査法人」（東京）が１１日午後、道に提出する最終報告書の概要が判明した。現行の２０１２～１４年度事業計画を続ければ、単年度の営業損益は最大２億６３００万円の赤字になると指摘。その上で丘珠―女満別線や函館―旭川線の廃止、離島路線への特化など五つの経営改善シミュレーションも示したが、いずれも赤字の可能性が高いとし、極めて厳しい内容となった。

＜北海道新聞５月１１日夕刊掲載＞（05/11 16:00）