読者様より有望株の探し方についてスクリーニングを
使うことで簡単に銘柄を絞ることができるのでしょうか?
というご質問をいただきました。
この件について、私なりの考え方を書きましたので、もし
同じように考えていた方がおられましたら参考にしてください。
私は有望株を探す場合、いちいち会社四季報をすべて調べます。
この手間と労力はかなり大変なので、仕事をされている方は
そこまでの時間をかけられないのは当然だと思います。
スクリーニングは時間を短縮するための効果的な手段では
ありますが、スクリーニングのみで銘柄を決定するのは
やめておいたほうがいいです。
銘柄の条件を絞り込むのは便利でいいのですが、その後は
自分の目で一銘柄ずつ調べることがベストかと思います。
その理由ですが、スクリーニングで上位に入っていたとしても
個々の銘柄についての詳しい業績が掲載されていないこと。
今後の保有および株価下落リスクの高い株や、危うい銘柄も
ランキング上位に入っている場合もあります。
スクリーニングのみで選ばずに、会社四季報の過去の業績欄と
合わせて慎重に選ぶことをお薦めいたします。