自社株買いと増配はどちらが得か?

坂本彰さん
坂本彰さん

既存の株主価値を高める方法に、上場企業が行う
策は主に増配、自社株買いの2つがあります。


増配は配当金を上げることで、多くの企業が実施して
います。


一方の自社株買いは、株式を発行している企業が自社の
株を買い取ることで、発行している株数を減らし、1株
の価値を上げようとする策です。


日本では増配に比べて頻度が低いですが、どちらも株主に
とっては好材料となります。


人により、増配のほうが株主にとってメリットが大きい
自社株買いのほうが株主にとってメリットが大きいという
主張がありますが、私はどちらもメリットがあると思って
います。


増配のデメリットは、配当金にかかる税金が増えることや
会社の成長力が落ちるという懸念(実際そうとは限らないが)


自社株買いのデメリットは、自社株買い計画が発表された
あと、実際にいつ買われたのかを確認する必要があること。
(発表しても自社株会をしない企業もあるため)


などがあります。


個人的には増配のほうが予想しやすく、保有株でも多数
恩恵に預かっているため好きではありますが、保有株の
自社株買いと増配はどちらも既存株主にとっては得です。


http://saig.livedoor.biz/archives/2423317.html

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