セブン-イレブン・ジャパンは、食事や弁当などの宅配サービス「セブンミール」を強化するそうです。
昨年秋以降、一部店舗で試験的に実施していた「500円以上の注文なら無料で宅配」などの新サービスを7日から全国展開するそうです。
宅配の条件を引き下げ、食事の用意に不便を感じる高齢者をはじめ、共働き世帯など幅広い世代の取り込みを目指すようです。
これまでのサービスでは宅配の注文は1000円以上に限っており、宅配料200円が必要だったのが、いくらの注文でも宅配を引き受け、500円以上は宅配料は無料とし、500円未満でも宅配料は120円とするそうです。
注文手段は従来の店頭注文、電話、ファクス、インターネットに加えて新たに携帯電話からも受け付けるそうです。
配達エリアは店舗から半径約1㎞で、約1万店で7日から始め、残りの約4000店でも順次実施していくそうです。
新サービスの全国展開で、2013年度の売上高は2011年度比3.5倍増の350億円を見込むそうです。
コンビニ各社の間では、3月にファミリーマートが高齢者向け宅配弁当会社を買収するなど高齢者向け宅配サービスが課題となっているとのことです。
コストの関係からでしょうが、半径約1㎞だと利用したくても利用できない人も多いでしょうね。