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ブラックベリー 任天堂の凋落


アップル反映の裏には、脱落者もいるわけね。ソニー 任天堂 ブラックベリー・・・ 【ワシントン=柿内公輔】オバマ大統領をはじめ米政財界に愛用者が多い高機能携帯電話(スマートフォン)の「ブラックベリー」が大ピンチだ。アップルなどライバルとの開発競争で後れを取り、ブラックベリーを手がけるカナダのメーカーが深刻な経営危機に直面。幹部社員の流出が相次ぎ、身売り話まで浮上している。 スマホの草分けのブラックベリーは、2年ほど前まで北米市場で4割を超すシェアを誇っていた。メールの使い勝手の良さが売りで、米国では政府機関や大手企業、医療施設などがこぞって採用した。 人気にひと役買ったのがオバマ大統領だ。「深い愛着がある」とヘビーユーザーであることを公言。就任前から複数のブラックベリーを駆使して選対幹部や支援者と緊密に連絡を取り合い、情報戦を制したことが大統領選の隠れた勝因の一つといわれたほど。就任後も特別仕様の暗号システムを導入した「オバマモデル」を使い続けている。http://www.sankeibiz.jp/macro/news/120429/mcb1204291846002-n1.htmだが、「シェアにあぐらをかき新機種やソフト開発を怠った」(アナリスト)間に、デザインや機能性にこだわったアップルのスマホ「iPhone(アイフォーン)」が登場、消費者のハートをつかんだ。 ブラックベリーを手がけるカナダのリサーチ・イン・モーション(RIM)は、あわてて法人市場だけでなく個人向け市場にも新機種の投入などでてこ入れをはかったが、後の祭り。2011年12月~12年2月期決算で7年ぶりの赤字に転落し、元最高経営責任者(CEO)のバルシリー取締役が辞任を表明するなど、幹部社員の流出で社内に動揺が広がっている。 RIMのハインズCEOは「提携や身売りの可能性も検討する」と明言。韓国や台湾の企業も候補として挙げられている。もしRIMが身売りされた場合、大統領をはじめ米政府機関の情報管理にも影響が及ぶ可能性も懸念される。http://www.sankeibiz.jp/macro/news/120429/mcb1204291846002-n2.htm   通勤電車の中で、神戸市兵庫区の男性会社員(35)は携帯型ゲーム機ではなく、スマートフォン(高機能携帯電話)でゲームを楽しんでいた。「ゲームはスマホで十分。専用機だと荷物が増えるので…」。 ゲーム専用機市場が縮小する一方、スマホやタブレット型情報端末などが普及し、2種類のゲームに人気が集まっている。 ひとつは「ソーシャルゲーム」。ゲームを無料提供し、ユーザー同士の交流を軸に楽しむもので、市場は急成長している。ただ、高度な機能やアイテムを装備するにはお金が必要となるため、利用料が高額になるケースが続出し、社会問題化している。 ゲーム雑誌出版のエンターブレイン(東京都千代田区)によると、家庭用ゲーム機の平成23年の国内市場は前年比8%減の4543億円と、19年に比べ3分の2の水準。前年割れは4年連続だ。スマホや携帯電話向けなどのソーシャルゲームの国内市場は、22年に前年比約4・4倍の1120億円と1千億円を突破。23年はさらに拡大傾向で、勢いの差は歴然だ。http://www.sankeibiz.jp/business/news/120429/bsg1204291830001-n1.htmソーシャルゲームの急成長を任天堂の苦戦に関連づける向きもあるが、岩田聡社長は「(3DSの売れ行き好調で)スマホがあれば携帯型ゲーム機は要らないという不要論が間違いと証明できた」と否定的だ。 ソーシャルゲームは珍しいアイテムを取得し、それを電子データとして売買することで“一攫千金(いっかくせんきん)”を狙うユーザーが多い。このため、パチンコなどと競合する可能性が高く、ゲーム愛好家との重複は「限定的だろう」とアナリストの一部も分析する。 それよりも懸念されるのは、もうひとつの売り切り型ゲームだ。これまで任天堂などの専用機向けにソフトを開発していたメーカーがスマホ向けに過去の人気作や新作を発売するケースが増加。しかも、価格を専用機向けよりも割安に設定しているため、高度な演出などを求めないライトユーザー層の支持を集め始めている。 前出の会社員も「スマホ向けにリメイクされた昔のゲームでも十分楽しい」と話す。スマホに専用ソフトを導入し、ファミリーコンピュータなど過去のゲームを楽しむ層もいる。あるゲームメーカーの幹部は、開発コストの抑制や高い利益率、過去のファンという約束された需要から「今後の収益の柱になりうる」と期待を寄せる。http://www.sankeibiz.jp/business/news/120429/bsg1204291830001-n2.htm   ITジャーナリストの大河原克行氏は「スマホに過去のゲームを安価で提供するサービスは、一定の市場を確立するはず」と指摘する。一方、エース経済研究所の安田秀樹次長アナリストは「専用機への影響はあるかもしれないが、逆に専用機へのユーザー回帰につながるのでは…」と話す。 初の営業赤字に転落した任天堂は、収益改善にむけ新作ソフトや追加コンテンツのダウンロード販売を始める方針。しかし、業界内からは「任天堂は万人に分かる価値で勝ってきた。付け焼き刃ではなく、本質的な対策が必要」(アナリスト)と厳しい声が上がる。 頭脳ゲーム「脳トレ」やエクササイズ用ソフト「Wii Fit」などでゲームとは無縁だった層を取り込み、成功を収めてきた任天堂。値下げ効果で売れ行き好調な3DS、年末に発売予定の新型ゲーム機「Wii U」でも新たな価値を提案することができるのか。ゲームの王者の復活はその一点にかかっている。http://www.sankeibiz.jp/business/news/120429/bsg1204291830001-n3.htm
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