負け犬の、負け犬による、負け犬のための相場展望71

とうとうパソコンが壊れた。購入して、2年ほどでの故障である。そのパソコンを、修理に出したが、もう一台、新しく買うことにした。今度は、日本製ではなく、外国製にした。

また、身辺関係のごたごたもあったので(ほとんど解決しているので、そろそろ、相場研究を再開しようかと考えているところである)、相場自体ほとんど見ていない、300円あたりで、買っていた、フジプレアムが、20パーセントほど、吹き上がったぐらいである。

それは、さておき、先週、今週の相場の動きの細かいところを把握していない。今週は、フランス大統領選挙があるので、おそらく、ユーロは、ショートポジションがたまっていたのだろう、おそらく、ユーロが買い戻されて、対ドルで、1.3250あたりまで、上昇したといったところか?

円は、予想どおりに、80円割れ寸前のところまで上昇している。おそらく、FRBの政策と、日銀の政策会合が終わったためであろう。しかしながら、円が、80円から上昇し、78円台あたりになれば、財務省の覆面介入の可能性が大であるので、ここは、一方的な、円高は、ないものと考えられる。また、堂々たる発表の後の、介入もないと考えられるので、円売りのポジションをとるタイミングが難しいところである。

ゴールデンウィークでもあるし、今週の細かい予想は、なしにして、ここで、一度、為替の動きの基本(もちろん、ウシ象流のである)を、再確認しておこうかと考えている。

まず、チャートである。これが難しいのであるが、チャートのことは忘れたほうがよい。しかしながら、チャートは見なければならない。この二律背反した命題にこたえる必要がある。それは、チャートを点で見ることである。重要指標から、重要指標までの動きこれを重視するのである。チャートは点の集まりである。チャートを、一時間、一分、一秒、さらに細切れにしていくと、それは、点に帰結される。だが、そこまで細かく割る必要はない。あくまで、使えるチャート読解法であるので、もっと、おおまかに見るのである。

チャートの読解にもっとも重要なのは、重要指標と、その重要指標の位置づけ。つまり、その重要指標の重要度を判断する必要があるのである(重要指標、重要指標と、重要指標が連発している。重要指標だからと言って、重要指豹ではない。重要指標である。十要指標でも、ないのである!もちろん、ニュースも重要であるし、各国の金融政策も重要である。FRBはもっとも重要なものである)。

その重要指標から、重要指標のあいだの為替レートの動きをトレースしたものが、チャートであると、ウシ象は、定義している(もちろん、ほかの考え方もあるであろうし、否定するものでもない。これは、あくまで、ウシ象の考えである)。

しかしながら、その二点間が、直線にはならない。ここに、ニュースなどが、飛び込んでくることで、チャートが、あの、ヘビがのた打ち回っているがごとき、曲線を描くのである。これが、チャートを読む基本であると考えている。これから、FXを始めたいと考えている人がいて、もし、この日記を読んでいるのであれば、ひとつだけ、忠告しておくとすると、チャートの動きと、経済指標とを結び付けて、考える必要があるということである。

あと、ここに書いているのは、ごく初歩である。この、重要指標と、チャートの点読法との関係も、まだ、自分の中で、あいまいなもので、経済指標のメモ書きなどをしたりしているが、まだまだ、不完全なものである。

さらに相場は、心理学である。その相場に臨むものが、チャートをチャート足らしめているということを、忘れてはいけない。その人間たちを知ること、これが重要である(ここが一番難しい)現在、その方面の、資料の収集などもおこなっているところであり、それにより、さらに、相場の予測の精度を上げたいと考えているところである。

これを言葉にし、ひとつのかたちにするのが、また大変な作業である。

ウシ象、好奇心が強いのか、知りたいことが多くあり、いま、少し法律の勉強でもしようかと考えているところである。なかなか、時間が取れない。新編水滸画伝(江戸時代発行。翻訳は、曲亭馬琴。のちに高井蘭山。の復刻版)も手に入り、ほくほく気分である。時間があるときに、読もうと思っているところである。

五年前に、雨降りの時に、道の真ん中を歩いていた子亀を、車にひかれてはかわいそうだと思い、拾って飼っているのであるが、大きさは、その時の十倍ほどになってしまった。名前は付けていないが、上方修正とでもしておこうかと考えているところである。

あと、付け加えておくと、フランスの大統領がだれになろうと。フランスは、結局、ユーロ圏を守るために、何らかの援助をする必要があり、ユーロが、もし、値崩れした場合は、ユーロの買い時になるのではないかと、考えているところである。

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