9630円まで上げたNK
午後は下値を探って、引け際に戻して明日に期待を残す形。
為替は $81.3円から81.1円まで下げ、夜80円台に。ユーロは107.6円から107.3円まで下げて午後戻し、NKと同じ形になっている。その後ユーロは1円も下げて106円台に。
為替の動きと明日が連休前の金曜日ということから、上げようがないと思われるが、日銀の動きに注目される。(一層の景気対策が出されるかどうか・・・)
PICSは底値を示していると憶測する。
メモ
国会審議が滞っている。財政再建が絡んだ国の将来を担う政策の審議を一番に考える政治家は誰か、内外から注目されている。
小沢さんに無罪の判決。疑わしきは被告の有利、が貫かれた。法的には無罪でも、政治家としては汚点でしかない。総理にはなれないことが確定したようなもの。あるコメンテーターは、代理を立てる可能性を指摘していたが、これまでと同じということになる。(一政治家としては、同情すべき点も見られるが、年齢的には復活は不可能だろうから・・・)
自動車に比べて電気産業は、進歩が早く技術の習得も早い。韓国に続き、中国が太陽光発電ではトップグループにのし上がって久しい。アメリカのパネルは総崩れしている。かつての自動車産業と同じようだ。現在主流の結晶系パネルは価格競争になってしまった。日本の高性能パネルは、大量発電ではそれ程優位には見られない。家庭用は三菱か三洋、メガソーラーは中国製、となるとシャープなどの苦戦が懸念される。また、pc関連でも、携帯端末で勝負できないメーカーは、今後中国勢の追い上げに苦戦することが懸念される。何せ、需要で1億が上限の特製端末と、その10倍以上の需要が見込める英語圏向けでは、勝負は見えている。ソニーを筆頭に、事業形態をグローバル化していけないと電気産業には未来はない。(電気自動車にあたるスマート家電などを見据えた事業提携や合併が必要な時代かも知れない)