4/26(木)TV東京のカンブリア宮殿をみると、
三重県の過疎地にあるという農業テーマパーク
「伊賀の里モクモク手作りファーム」特集だった。
以下、ネットでみつけた他の人の書いた内容抜粋(笑)
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三重県の旧・阿山町は、人口わずか8千人の過疎の町。
そこに、大阪や名古屋から車で2時間もかけて、
年間50万人もの客が訪れる。
ただの豚・牛の牧場かと思いきや、
手作りのハムやウインナーも食べられ、温泉や宿泊施設まであるという。
今やリピーター会員は4万人!人々を魅了する秘密に迫る!
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始まりは、たった二人の元農協マンだ。
農協ではやりたいことができずに悶々としていたので、
思い切って独立したら大当たり!
今までの農業にあった既成概念を取っ払い、
誰も知らないし、やらないことをやったら大当たり!
そして、この創始者の二人には、
その顔に欲望という文字がみえない。
その証拠に、他の地域で農業で困っているところがあったら、
喜んでノウハウを提供したり、新しいアイディアを献上して差し上げるという。
こういう農業ファームが日本にあと100あったら日本は安泰だろう、と希望を述べていた。
ところで欲がないといっても、収益は47億円まで膨らんできたという。
今では入社希望者が150人も押しかけ、
早稲田の法学部や、中央の経済学部など畑違いの若者がいるのだという。
家族そろって農業体験ができるのが大きな売りで、
どろんこになって農作業をしているこども達は、実にいい顔をしていた。
また家族で行う手作りソーセージも、うけている。
「羊の腸でできたのがソーセージ、ブタの腸でできたのがフランクフルト、
牛の腸でできたのが・・・(忘れてもうた)」
フラワーショップもあるし、それはそれはホントウにテーマパークだ。
広さは今や東京ドーム3個分だと。
施設内で温泉を作ろうという段になると、
銀行家はそっぽを向いたが、
当時3万人いた会員に声をかけたら、1億8千万円があっという間に集まったという。
この会員たちの結集力には、驚かされる。
温泉を掘るのに、いくらかかるか知る機会がたまたまあったのだが、
神奈川県の厚木周辺だと6~7億円はかかるという。
なのでせっかく温泉が出ても、
その後の運営が悪いと経営者がかわってしまうという事例を
オイラはこのあいだ目の当たりにしたばかりだが、
モクモク手作りファームの運営状態は素晴らしいの一言なので、
あっという間にペイするだろう。
なんだか、オイラもモクモク手作りファームに行ってみたくなるし、
機会があれば活動にも参加してみたい。
ナンパオを作っている田辺三菱製薬は工場が近所なのだし、
特許争いでグチャグチャにはなっているが、
生薬のカンゾウ栽培に、このモクモクとチャレンジしたらどうか。
日本で栽培にチャレンジしているのは、武田製薬とツムラくらいだし、
まだまだ参入余地はあるだろう。
なんたって江戸時代、カンゾウは日本でも作られていたのだ。
難しいのは、その成分純度が十分に高まらないと売り物にならないという点だ。
PS:三重県、それは伊勢神宮のあるところ。
神様に捧げる「米・酒・塩・あわび・絹・野菜・木材などなど」全部自前で用意する、
自給自足の世界がそこには太古からあるのだった。
やっぱり、日本再生のヒントは神社にあるのだとの認識が強くなる。
PS2:モクモク手作りファーム、ホームページにアクセスしようとしても、
現在Dos攻撃状態になっている模様(爆)