夜間立会見通し(2012-04-25 16:40)

夜間立会

25日の東京金相場は、NY金高と円安を受けて、3日ぶりに反発。新甫4月限は4,307円で、2円の上鞘の発会となった。24日のNY金相場がドル安・ユーロ高や新興国中央銀行による金保有増の動きを背景に上伸した事に加え、円が対ドルで緩んでいる事から、手じまいの買いが先行して始まったが、その後は、米連邦公開市場委員会(FOMC)の結果や、その後のバーナンキFRB議長の会見を前に様子見気分が広がり、小動きとなった。今回のFOMCでQE3が決まるとの見方は少ないが、バーナンキFRB議長の会見で何らかの示唆や、6月末に終了するツイストオペの代替策に関する話が出るとの期待が大きい。また、為替相場にも注目される。現在の水準がQE3期待を織り込んでるとすれば、27日に予定されている日銀政策委員会・金融政策決定会合で追加緩和が決まるとの観測が広がる中、日銀が米連邦準備制度理事会(FRB)に歩調を合わせて現状政策を据え置けば、一段の円高へと進みかねない。昨年のゴールデン・ウィークの急落が蘇る。本日は米連邦公開市場委員会(FOMC)の結果発表(24:30)、バーナンキFRB議長の会見(27:15)

方向性         揉み合い
夜間取引レンジ       4,245円~4,370円
 
池末

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