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週末の動き、円安進むか?




週末の動き、円安進むか?
2012年04月22日

ブルームバーグは円安予想85円。IMFの拠出も決まり、フランスがどうなろうと、当面の資金は十分。リスクを取ってきそうだ。

(ブルームバーグ):欧米市場の株式、債券、為替、商品相場は次の通り。

◎NY外為:ユーロは対ドル2週間ぶり高値、独統計受け

ニューヨーク外国為替市場では、ユーロがドルに対して2週間ぶり高値を付けた。ドイツのIfo経済研究所がまとめた4月の企業景況感が予想外に改善したことを受け、リスクテーク意欲が高まった。

ユーロは円に対しても上昇。20カ国・地域(G20)財務相・中央銀行総裁会議は、欧州債務危機への対応強化を図る国際通貨基金(IMF)への4300億ドル(約35兆円)を超える追加拠出を決定した。



円安見通し

円はドルに対して一時81円78銭と、今月10日以来の安値を付けた。日本銀行が来週27日の金融政策決定会合で追加金融緩和を検討するとの観測が背景。白川方明総裁は今週、米ワシントンでの講演で、日本が依然として金融緩和を必要としているとの見解を示した。

BNPパリバの為替ストラテジスト、メアリー・ニコラ氏(ニューヨーク在勤)はブルームバーグラジオのインタビューで、「日銀への政治的圧力が高まっている。このためドル円相場は円安に振れると当社は見ている」と語った。BNPは今年半ばまでに1ドル=85円に円安が進むと予想している。

この日の円は台湾ドルと韓国ウォンを除く全主要通貨に対して下げた。ブルームバーグ相関加重通貨指数によると、円は年初来8.7%低下。同指数を構成する先進10カ国通貨の中で下落率が最も大きい。ドルは2.6%、ユーロは0.4%それぞれ低下した。

英ポンドの対ドル相場は週間ベースで3カ月ぶりの大幅な上げ。英政府統計局(ONS)が発表した小売売上高指数が予想を上回る上昇を示したことが材料視された。3月の小売売上高指数(燃料含む)は前月比1.8%上昇。2月は0.8%低下だった。



◎米国株:3日ぶり反発、決算や独企業景況感を好感

米株式相場は3日ぶり反発。マイクロソフトやゼネラル・エレクトリック(GE)の決算が市場予想を上回ったことや、ドイツの企業景況感の改善が手掛かりとなった。

ただ株価は引けにかけ上げを縮める展開となった。アップルの下げが目立った。マイクロソフトとGEはともに上昇。GEの四半期決算では、エネルギー部門の利益拡大ペースが金融部門を2年ぶりに上回った。マクドナルドも高い。同社の決算は増益となった。バンク・オブ・アメリカ(BOA)など金融株は下落した。

S&P500種株価指数は前日比0.1%高の1378.53。今週は0.6%高となった。ダウ工業株30種平均はこの日65.16ドル(0.5%)上げて13029.26ドル。

ブルームバーグがまとめたデータによれば、S&P500種の構成銘柄で10日以降に決算を発表した94社の利益はアナリスト予想を8.5%上回っている。S&P500種は今年に入り9.6%上昇している。

独企業景況感

ドイツのIfo経済研究所がまとめた4月の独企業景況感指数は予想に反して上昇。再燃したソブリン債危機を、ドイツ経済が乗り越えられる兆候が高まった。

S&P500種の業種別10指数では7指数が上昇。公益株や生活必需品株の上げが目立った。

マイクロソフトは4.6%高の32.42ドルと、ここ3カ月で最大の上昇。同社の1-3月(第3四半期)決算は、利益がアナリストの予想を上回った。企業向けソフトウエアの売り上げが予想以上に好調だった。

GEは1.2%高の19.36ドル。ジェフリー・イメルト最高経営責任者(CEO)は、ガスタービンや航空機エンジン、ディーゼル機関車の製造部門に力を入れる一方、GEキャピタルのバランスシートを縮小している。工業部門の業績については、買収効果を除いて今年5-10%伸ばすとともに利益率も改善させると表明していた。

ハネウェル、マクドナルド

航空機部品などを製造するハネウェル・インターナショナルは2.4%高の59.39ドル。同社の1-3月(第1四半期)決算は、航空機部品やエネルギー技術への需要の高まりから、利益がアナリスト予想を上回った。同社は通期見通しを上方修正した。

マクドナルドは0.7%上げて95.94ドル。同社の1-3月(第1四半期)決算は前年同期比で4.8%の増益だった。チキン・マックバイツ(一口サイズのチキンナゲット)などの新商品が米国で好調だった。



◎米国債:10年債利回り5週連続低下、欧州危機への懸念続く

20日の米国債市場では10年債利回りが週間ベースで昨年6月以来で最長の5週連続低下。欧州ソブリン債危機は解決から程遠いとの見方が背景だ。

10年債利回りはこの日までに6日連続で2%を下回った。20カ国・地域(G20)は欧州債務危機から世界経済を守るため、国際通貨基金(IMF)の融資能力を拡大すべく4300億ドルを超える追加拠出を表明した。連邦準備制度理事会(FRB)はこの日、短期債を売却して期間が長めの国債に乗り換えるオペレーション・ツイスト(ツイストオペ)の一環として、86億3000万ドルの米国債を売却した。


過去約2週間にわたって10年債利回りは2%を挟んで前後7ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)内で推移している。1年前の利回りは3.41%だった。

G20会合での決定事項

今回のG20の追加拠出決定で、IMFの支援能力は2倍近くに強化される。欧州の政策当局者らに対してはさらなる努力を求める声も出ているが、今回のG20の追加拠出表明は、2年におよぶ危機の収束に向けた欧州の取り組み強化への支持を意味している。

三菱UFJ証券USAのシニア米国債トレーダー、トーマス・ロス氏(ニューヨーク在勤)は「投資家の頭の中にあるのは欧州情勢だけだ。それが相場を動かしている」と述べた。

FRBのエコノミストが開発した金融モデルに基づくタームプレミアム(期間に伴う上乗せ利回り)は一時マイナス0.62%と、米国債は4月12日以来でマイナス幅が最も小さくなった。前日はマイナス0.67%と、3月7日以来最も割高な水準をつけていた。マイナスのタームプレミアムは投資家が適正水準を下回る利回りでも積極的に受け入れていることを意味する。

ボラティリティー指数

ボラティリティ(変動性)の指標とされるメリル・オプション・ボラティリティ・エスティメート(MOVE)指数は72.2bpと年初来平均値の79bpを下回った。同指数は3月20日に93.3bpと、年初来の最高水準をつけた。



◎NY原油:3日ぶり上昇、ドイツ企業景況感の改善を好感

ニューヨーク原油先物相場は3日ぶりに上昇。ドイツの企業景況感指数が予想を上回り、ユーロや株式相場の上昇につながったことが背景。


ニューヨーク商業取引所(NYMEX)の原油先物5月限は前日比78セント(0.76%)高の1バレル=103.05ドルで終了。週間では22セントの上昇。5月限はこの日が最終取引。事実上の中心限月である6月限は1.16ドル高の103.88ドル。



◎欧州株:上昇、独景況感の改善や米企業決算で-銀行株高い
6件のコメントがあります
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    kattanさん
    2012/4/22 18:50
    白川方明総裁は今週、米ワシントンでの講演で、日本が依然として金融緩和を必要としているとの見解を示した。

    裏切らないでよ。お願い!
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    yoc1234さん
    2012/4/22 19:42

    これを言って、インフレ懸念とは。

     

    暑くもないのに、冷房効かせる日銀。

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    ぽけぽけさん
    2012/4/22 22:58

    こんばんは。

     

    >暑くもないのに、冷房効かせる日銀。

     

    思わず吹きだしました(笑)

    節電しなきゃですよね~

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    yoc1234さん
    2012/4/22 23:09

    ぽけぽけさん

     

    普段暑いとこにいるので、冷房効く銀行に行くときは上着が欠かせません。

     

    今年も、名古屋の日銀の前の枝垂桜見に行くのを忘れました。

     

    歩道橋で一杯やりたい気分になります。

     

     

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    ぽけぽけさん
    2012/4/22 23:15

    あーーー、懐かしいです♪

    あの近くの会社で出産まで働いてたので、時々見に行きましたよ♪

     

    歩道橋の上から、車の流れを見るのも好きでした。

    見た目はアブナイ人だったかも(笑)

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    yoc1234さん
    2012/4/22 23:23

    ぽけぽけさん

    アノ木は1000年生きると言われます。

     

    これからもみんなのオアシスになるでしょう。

     

     

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