【写真説明】松本金型が開発した舌の汚れを取るブラシ
プラスチック向け金型製造の松本金型(東広島市)は、口臭の一因とされる舌の汚れを取る新商品のブラシ「したつつみ」を発売した。金型を造る技術を生かして開発した。
先が二股に分かれた長さ約14センチの器具の先端に、柔らかい樹脂製のブラシを設置。175本の微細なかぎ状の突起が、舌の表面に付いた細かい汚れをかき出す。反対側はへら状でソフトな感触。舌の側面にも密着して磨きやすいという。
ブラシ2本付き525円。全国の東急ハンズやドラッグストアで扱い、初年度は20万本の販売を目指す。
同社は独自の耳かき棒も開発し、昨年から42万本を販売している。