東京ガスの2011年度の販売が過去２番目に増加で業績上方修正

[TAROSSAさん]

東京ガスは、2011年度のガス販売量が前年度比2.4％増の137億5918万㎥になり、これまでで２番目に多かったそうです。

火力発電に使われたほか、電力不足に備えた自家発電の燃料としても多く使われたようです。

 

火力や自家発電を含む工業用のガスは9.7％増で、家庭向けのガスは平均気温が低めだった冬に使用が増え、0.5％増になったそうです。

一方、商業施設やオフィスビルなどの業務向けのガスは、昨夏の節電に合わせ、ガスエアコンの温度設定も高めになったことなどから7.1％減ったそうです。

 

東京ガスの2012年３月期の売上高予想は前期比13％増の１兆7640億円で、過去最高になる見通しだそうです。

純利益予想もこれまでの330億円の見通しから前期比53.9％減の440億円に引き上げたとのことです。

 

また、 大阪ガスは、2011年度のガス販売量が前年度比1.8％増の86億8100万㎥で、過去３番目に多く、２年連続で増えたそうです。

全体の約半分を占める工業用は、工場の発電設備向けやグループ会社の発電所向けが増えて5.2％増だそうです。

商業用や医療用なども含めた業務用全体は2.9％増えた一方で、家庭用は下期の気温が高く0.2％減ったそうです。

 

これも、震災の影響の一つといえるんでしょうね。