株式投資というのは、これは流動性に基づいた証券の売買という考え方が、一般的ではあります。
一株100円の株価の銘柄を100株買うには1万円が必要で、買った後にこの株価が1.5倍の150円になれば、持っている株式の時価総額は1万5千円になり、ここで売却すれば5千円の利益が出る。
こういう見方が一般的な株式投資の見方であります。
しかしながらこの見方だけですと、株価の変動が保有する株の価値をすべて決定してしまうことになります。
誰かが株価操作をしたり、一時的な人気の強弱が発生することで、株式価値が大きく変動してしまいます。
常に資金を流動させる必要性の中で株式運用する方は、この条件の中で株式投資をしなければなりません。
しかしながら世の中には、そういう切羽詰った資金だけでなく、長期で運用しても良いよという、余裕資金というものも多数存在します。
そういう余裕資金は、どういう価値観で株式の価値を計り投資をするのか、これについても考える必要があると、私は考えるのであります。
この問いに関しても、一般的な答えは用意されておりまして、投資した金額に対する利回りで評価していく考え方があります。
一株100円の株価の銘柄が、年間3円の配当を行っていましたら、配当利回りは3%であります。
銀行預金が金利の良いところで0.3%、一般的な大手銀行では0.1%にも満たないところがほとんどであります。
株式投資には銀行預金のような元本の保障(1000万円まで)はありませんが、運用利回りがあるならば投資したいという資金も、世の中には確実に存在するのであります。
配当利回りが3%ある上場企業は、現在たくさんあります。
気になる方は、ぜひチェックしてみてください。
例えば、私の注目銘柄「2402 アマナホールディングス」(http://amana.jp/ )も、そんな企業の一つです。
現在、約8000名もの方が、この企業の株式を保有してます。
このアマナHDに至っては、株を保有する株主に対して、毎年、株主優待も贈与しております。
http://biz.yahoo.co.jp/stockholder/search?detail=2402
こちらも、多くの投資家を魅了している原因なのかも知れません。
本日の株価ですと、4万4200円(松井証券で買えば10万円以下の売買は手数料ゼロ円)を投資して、年間1500円(受け取るときは税金でここから10%引かれます)の配当と、上記の株主優待をもらえるのですから、年々株主数が増えているもの、わかるというものであります。
しかしこれだけが、株式投資における基準ではありません。
企業には、一時的に業績が悪化し、配当等を控え、株式の売りが殺到するときがございます。
配当や優待がゼロで、株価がどこまでも下がり続けている時は、その企業の株式価値はどうやって判断するのでありましょうか?
例えば上記のアマナホールディングスも、昨年の東日本大震災による影響は何とか持ちこたえまして配当は継続しましたが、リーマンショックの時は事業環境が急変していたこともあり、営業赤字に陥り、1年間のみでありますが無配となっております(ちなみに株主優待は実施してました)。
しかしこの企業は、その頃から株主数を急激に増やし始めたのであります。
多くの投資家が、この企業の株式購入に突き進んだのであります。
なぜそんなことが起きたのでしょうか?
私はここにこそ、株式投資の真髄があると、考えているのでありますよ。
株式投資というのは、企業の所有権を分割して、所有するものであります。
例えば、企業の発行株式の50%を保有していれば、その企業の50%はその保有する人のものであります。
これを突き詰めて、1単元株(投資するときの最低限度の投資単位。多くの企業はは100株です)した場合、その所有するものはどのようなものなのか考えてみると、株式投資というものが、今まで以上に身近に感じることと思いますよ。
株式投資というのは、サイドビジネス(副業)を保有するものでもあるのです。
例えばアマナホールディングスへの株式投資の場合、発行株式数が5408000株ですから、単元株(100株)の保有割合は、0.001849%です。
昨年度の売上高・営業利益・経常利益・当期利益をこの割合で分割してみましょう。
売上高は13681百万円ですから、100株ですと、その中の約25万2977円になります。
営業利益は407百万円ですから、100株ですと、その中の約7525円になります。
経常利益は305百万円ですから、100株ですと、その中の約5639円になります。
当期利益はマイナス123百万円ですから、100株ですと、その中の約2274円(マイナス)になります。
つまり4万4200円を投資すると、売上高約25万円のサイドビジネスが株式を手放さない限り半永久的に手に入り、このビジネスは昨年度は、営業利益が7525円、経常利益が5639円、東日本大震災の影響もありまして、昨年度に限って言えば、マイナス2274円の最終損失でありましたということなのであります。
これをもっとわかりやすく、パチンコで例えてみると、4万4200円を一度でも投じれば、昨年度は25万円分のゲームを遊ぶことが出来て、そのうちの2274円を大震災の影響で失ってしまったということなのであります。
年間25万円もパチンコで遊んで2274円の損失だけなら、こんなハッピーなことはありませんよね(笑)
でも実際に投じた金額はわずか4万4200円!
これだけで、半永久的にそれだけ大きな遊びが出来るということなのであります!
ま、実際に遊んだのは、パチンコではありませんけどね(笑)
ちなみに株式投資とは、企業の所有権の保有であると言いましたが、これは企業が保有する資産を保有しているということでもあります。
つまりアマナホールディングスに投資すれば、売上や利益のみならず、この企業が保有する資産の一部を保有することにもなるのです。
投資することにより、これをどれくらい保有しているのかというのは、これは企業の決算書に明確に書かれておりまして、アマナホールディングスで言えば、1株あたり約631円の純資産を保有していると、会計監査人は宣言しているのであります。
これを100株に換算すると、6万3100円であります。
驚くべきことに、株式を購入したその時点で、投資する4万4200円より1万8900円多い、6万3100円分の資産が自分のものとなるのであります!
もちろん企業は、社会で永続的に貢献すべき組織でありますから、実際に企業が解散して、この資産を自分のものとすることはないことを私は祈りますが、日本国の法律上では、万が一の場合はこれが表面上補償されているのであります(実際には会計監査人の評価と、現実の価値には幾分のブレは生じますけどね)。
日本の株式市場でよく言われる、PBR(純資産倍率)1倍割れとは、このような摩訶不思議な現象を言うのであります。
というのが、私の「株式投資とは何ぞや?」という答えであります。
いかがでありましたか?
ところで、私の毎月3万円の株式投資 は非常に好調な状態であります。
改めて、投稿日3/3ですので、最新ではありませんが、私の毎月3万円の株式投資のポートフォリオをご紹介しておきます。
https://tagstock.com/#!/snap/siozukeeeeee/entry/1211
ちなみにポートフォリオを投稿したサイトは、私の注目銘柄「2402 アマナホールディングス」(http://amana.jp/ )のグループ会社、「アマナイメージズ」(http://amanaimages.com/indexTop.aspx )が運営 する写真・イラスト売買サイト「タグストック」(https://tagstock.com/ )であります。
写真好きの方には、こちらのサイトもどうぞ。
http://imaonline.jp/
写真を楽しむ人のためのポータルサイト 「IMA」でありますよ(笑)
そう言えば、私の注目銘柄「2402 アマナホールディングス」(http://amana.jp/ )は、ぼちぼちなようですね。
ま、こちらは気長に待ちましょう。
企業が成長すれば、株価もいずれ上がるのですからね。
長期投資優遇優待になっております。
100株を買って、資産株として持ち続ける、これがこの銘柄にあった一番の付き合い方だと、私は思います(笑)
さて、話は変わりますが、私の注目銘柄「2402 アマナホールディングス」(http://amana.jp/ )でありますが、商品を見ても魅力的なものが増えてきております。
グループ会社のアマナイメージズ(http://amanaimages.com/indexTop.aspx )で言えば、
革新的なウェブ(ホームページ)制作のパノウォーク
http://amanaimages.com/satsuei/panowalk/index.aspx
音素材
http://amanaimages.com/sound/index.aspx
3Dモデリング素材
http://amanaimages.com/3dmodel/index.aspx
フォントサービス
http://amanaimages.com/font/index.aspx
画像の売買サイト、タグストックのリニューアル
https://tagstock.com/
などが昨年の出来事であります。
わずか1年でこれだけの新規事業であります。
グループ会社のアマナ(http://amana.jp/amana/ )で言えば、ワークゼブラをM&Aしております。
http://www.workszebra.com/jp/
グループ会社のアマナインタラクティブ(http://amanainteractive.jp/ )においては、料理通信社をM&Aしております。
http://r-tsushin.com/
また持ち株会社のアマナホールディングス(http://amanaholdings.jp/ )は、ポリゴンピクチュアズをM&Aしております。
http://www.ppi.co.jp/
今後の業績が、私はとても楽しみであります。
また株式投資は分散投資が基本ですから、このアマナHDも投資先の一つとして、欠かせない銘柄の一つだと、私は思います。
そして株主の皆様、アマナHDは長期保有優遇の株主優待となっております。
ぜひ末永く保有していただけたらと思います(笑)